教養と創造
2023年04月24日
「科学の限界から哲学が始まる」(ヤスパース)とは、「学問の限界から愛が始まる」ということだろう。ところで学問は愛にとって必要だろうか。学問が教養のことなら たしかに必要だ。そして教養という意味での学問はぼくはじぶんのために充分したし、そういう学問はこれからもする。それほどの必然性は見いださないということだ。ぼくの目標が愛であるのなら。もっと愛に時間をつかってよい。芸術創造などに。学問は海のように無際限であり、海を全部知ろうとすることは真摯であることではない。
推敲:
(「科学の限界から哲学が始まる」(ヤスパース)とは、「学問の限界から愛が始まる」ということだろう。ところで学問は愛にとって必要だろうか。学問が教養のことなら たしかに必要だ。そして教養という意味での学問なら、ぼくはじぶんのために充分したし、そういう学問はこれからも無論、習慣のようにする。だが、そんなに強い必然性はもう見いださない。ぼくの目標が愛であるのなら。むしろ、もっと愛に時間をつかってよい。芸術創造などに。学問は海のように無際限であり、海を全部知ろうとすることは、ほんとうに真摯であることではない。)
勉強の強迫観念から解放されよう、自分をもっと大事にして落ち着こう、という気持から書いたのである。
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