お気に入りのコートのファスナーが壊れました。
コートと言ってもモッズコートで、カジュアルなスプリングコートタイプです。
なお、今回は画像が非常に汚らしく撮影されていますので、ムチャクチャお目汚しです。悪しからず。
ファスナーのエンドに当たる部分で蝶棒という部分が裂けてしまい、ファスナーのスライダーにはまらなくなりました。
手縫いで縫うにはちょっと苦労しそうな布地なので、お直し店舗に持ち込もうと思い、料金表をネットで確認。
この場合、ファスナー全取替、しかもブランド品で特殊加工してあるので同じものは入手不可。
似たようなものを使っての補修となり、料金は7,000円~が殆ど。
有名ブランドのコートなので1枚仕立てとはいえ、布地が少々丈夫な特殊加工品で、ファスナーの取り付け方が特殊なので、多分1万円くらいしちゃうだろうな…。
それじゃあ、ノンブランドだとしても新しいの買えるじゃあないの。
前立てのフラップはスナップボタン(打ちつけタイプ)で首、ウエスト位置、裾の3か所留められます。
首からウエスト位置の間が28センチ、ウエスト位置から裾の間が42センチ。
あら、14センチずつにスナップボタンを増設すれば等間隔になるじゃあないの!
でも問題はウエスト位置のスナップボタンは表に響かないように打ちつけの頭が見返しの中に隠してあります。
それなら、縫い付けタイプのスナップボタンで取り付ければいいと思い立ちました。
直径14ミリのスナップボタン(縫い付けタイプ)を3か所に取り付けました。
MIFさんには「ファスナーを切り落とさないの?」と尋ねられましたが、ほつれが出てくるので今のところ切り落とす予定はありません。
しばらくこのまま着てみようと思います。
このコートは10年以上着ているので、布地もだいぶボロくなっているのですが、それはお気に入りという証拠。
それと布地が薄くても、化学繊維でツルツルしているから、花粉症の季節にはとても着心地がいいンです。
他人から見れば十分着たと思われると思いますが、私には愛着あるコートなのでまだまだ使います。