左足首を骨折したころ、手術後に神経障害性疼痛になりました。
今もその疼痛は完治していませんが、当初は履ける靴下も無ければ、サポーター選びにも苦慮していました。
今も箪笥の引き出しにはサポーター類が入っているのですが、その中に、こんなの試したなーというモノを発見。
それが、かかとソックスです。
かかとの角質がポロポロ取れるというシロモノです。
手術後、靴下をまともに履けなかった私には、せめてかかとだけでもカバーできるからと購入。
結局激しく疼痛が出現している場所を圧迫してしまい、我慢しきれずに使用中止に。
1度か2度くらい試して諦めてお蔵入りコースだったと記憶に留めています。
このたび、ふと思い出して履いてみることに。
結果、かかとの角質はポロポロ取れました。
おかしいなぁ、毎日お風呂に入っているのに。
一方で、当時なぜこれを履いてみようか、と思ったのだろうか?ととても不思議な気分にもなりました。
今も疼痛はあるので長時間着用すると、いまだジンジンと痺れますからねぇ。
当時の私は、そんな状態でも藁をもすがる思いが強かったンだよなー、と思い出しました。
それは焦りであり、なかなか良くならない症状にため息しか出なかった…。
当時の主治医は「5年10年は続くかも。一生続くかは分からないけど」とおっしゃっていました。
そうは言っても、主治医は症例をご存じなだけで、本人の経験値から解説しているワケじゃあない…それに気がつくと、ガックリと肩を落とすしかありません。
もうすぐ丸10年ですが、まだまだ続くなー、一生続ンだろーなー、と諦めています。
この境地に至るまでが、疼痛の辛さの半分。
あとの半分は生涯をかけて少しずつ諦めていくしかありません。
かかとソックスも無駄なく使っていきたいのですが、1日中履けるほどまだ私の疼痛は良くなってないのが歯がゆいです。