MIFさんがお休みの日にマザー牧場に連れて行ってくれました。
ニュースで、羊の赤ちゃんがたくさん生まれているとのこと。
MIFさんはヤギや羊好きで、しかも赤ちゃんならもっと大好き、ということで2人で見に行きました。
写真多め&長文なのでお暇な時にお読みください。
わが家から車で向かうと、東京湾アクアラインを通過します。
東京湾の真ん中なので晴れていれば眺望もよく…と言いたいところですが、春特有のエアロゾルが多いのか、杉花粉のせいなのか、海ほたるPA辺りから、対岸の木更津市や市原市辺りも全然見えませんでした。
この日は観光地での眺望は期待しないでおこう…と思うほどでした。
マザー牧場のまきば駐車場から入場。
今は菜の花が見頃です。
よく耳を澄ますと蜂の羽音が聞こえます。
私が幼少の頃は実家で養蜂もしていたので、じつは蜜蜂は全然怖くないのです。
基本的にスズメバチもアシナガバチも対処さえ間違わなければ、全然平気です。
MIFさんが「紫色の菜の花があるらしいよ」と教えてくれましたが、たぶんショカッサイのことかな?
そちらはまだこれから開花が進むらしく、それほど盛んに咲いているようには見えませんでした。
赤ちゃん羊成長館に到着。
周りに全然人がいません。
きゃーかわいい!
生まれてすぐの赤ちゃん羊とお母さん羊は隔離していました。
こちらは母子の大部屋という感じのスペースです。
のんびり過ごしています。
しばらくすると急に見学者が増えて来たので、羊ショーを見に移動しました。
ちょっと暗くて分かりにくいのですが、19種類の羊と3頭の牧羊犬のショーです。
MCはニュージーランドからやってきたスコットさん。
羊の毛刈りも見ました。
牧羊犬は2頭は現役、1頭は訓練生だそうです。
日本で飼育されている羊にはサフォークとコリデールが殆どだと、編み物の本で読んだことがありますが、世界にはいろいろといるンですね。
高級羊毛のメリノも羊の状態ではなかなか見られませんので、とても学びになりました。
以前、北海道の羊毛糸のネット販売を見つけて、ちょっと興味を持ったのですが、購入にはいたりませんでした。
国産毛糸ならさぞかし丁寧な製糸かと思ったのですが、国産羊毛はメリノウールには遠く及ばず、高価ですが着用するにはチクチクするのでバッグや雑貨向きとのこと。
たしかにコリデールやサフォークよりもメリノは生き物の毛並みを見ただけで、フワフワで毛足が長くて緻密な繊維。
ショーの合間にステージ上の羊を見ていても分かるくらいでした。
ショーを見てから、昼食。
私はビーフカレーを食べました。
おいしかったのですが、カレーのお肉がビーフ?ポークっぽいンだけどなぁ…と。
ビーフかポークか分からないの?と言われそうですが、ルーはビーフ、具材はポーク?という感じで食べ終わるまでずっと答えが出せませんでした。
さて、このあとちょっとフラフラと散歩していたら、テレビクルーと出演者達の一団を見かけました。
物凄くビックリしたのが、お昼時の番組の方々で、いま、その放送時間帯に出演者ご本人達が私の目の前にいらっしゃるのです。
雰囲気は収録っぽい。
あの番組って、生放送だと思っていたのに、収録だったんだ!と。
少なくともこの日の放送は、収録なんだ、と気がつきました。
普段、私がテレビを見ていない時間帯の番組ですが、出演者はなんとなく知っているので気がつけた、という感じでした。
それと諸事情でその番組を昨年秋~今月までお休みしている出演者が、ロケにいらっしゃいまして。
ってことは、この収録は4月に放送されるの?それとも他の時間帯の特番のためかな?
いずれにしても、その出演者が無事に番組へ復帰されるのね、と一足早く知ることになりました。
この時、有名な芸能人を何人もいっぺんに見かけましたが、なんというか、驚きや嬉しさ、感動みたいなモノを全然感じなくて。
それよりも生放送だと思っていた自分の感覚の節穴さに驚きと落胆のような残念な気持ちで溢れてしまいました。
ちょっと腹ごなしの散歩をしてから、ソフトクリームも食べました。
牧場といえば、ソフトクリーム!
ここで食べなくても、川崎市にあるラゾーナ川崎内にはマザー牧場のアンテナショップがあって食べられるのですが(苦笑)
私はコーンよりもカップ派です。
さてここから野外での羊のショーや、ふれあいタイムを堪能して、室内からの牧羊犬ショーを楽しく観ました。
久しぶりに牧場を訪れましたが、楽しく過ごしました。
私はこの牧場を初めて訪れたのは、社会人になってから。
小学生の頃、担任の先生に暑中見舞いを送ったら返信がマザー牧場の絵はがきでした。
その頃はまだ東京湾アクアラインもなく、今は廃止された川崎ー木更津間フェリーに乗って行く場所でしたから、子どもの頃の私はそう簡単に行ける場所ではない、と思っていました。
そう思うとインフラ整備が進んだことに驚きます。
そしてこういう観光牧場も、飼料高騰の影響は避けられないことだと思います。
今後まだまだ物価高は続くでしょうが、この牧場も経営が維持できますように。
今回も遠くまで連れて行ってくれてMIFさん、ありがとうございました。