冬物のスカートなので衣替えで洗濯したら、破れ気味に。
表地はまだ大丈夫だが、裏地がこれじゃぁなぁ…。
捨ててもいいけど、裏地だけ作り替えればまだ履ける。
裏地布、いくつかあったはずだから…と布収納から探し出す。
色が合わない…どうしようかなぁと迷いつつ、ベージュならいいか…と妥協する。
次に糸を探すがこちらもベージュがなく、薄黄色で妥協する。
型紙もないので、解いた裏地を型紙代わりにする。
そして、私はミシンをもっていないので全部手縫い。
それなりのできだったが、一応裏地を付けることができた。
私の祖母は洋裁を習ったことがないと言いつつ、何でもミシンで縫って作っていたし、フランス刺繍の他に編み物もよくしていた。
あるとき祖母に「洋裁を習ったことがないのに、どうしてファスナー付けや裏地直しができるの?」と尋ねたことがある。
祖母は「既製品をよーく見たり、解けばなんとなく分かるようになった」と言う。
さすが戦後の物資不足の中で子育てした人だなぁと感心してしまった。
だから私もその真似をしているに過ぎない。
いや、祖母の方がもっと丁寧で堅牢なものづくりをしていたと思う。
さて裏地を変えたスカートは来期に向けてしまう準備。
まだ花冷えの寒気がやってくるそうだが、暖かい季節に向けて服の入れ替え準備を少しずつ進めていこう。
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