仙台を舞台に、思い出のメロンワイントリュフをめぐるお話。
主人公はチョコレートマニアの女子高生。
私もチョコレート大好きだが、ここまでの情熱はない。
もし、私にチョコレートにかける情熱がもっとあったら、こんな出会いがあったのかな?と思わせてくれる。
映画「チャーリーとチョコレート工場」を観て、そこにないはずのチョコレートの幻匂(!)を感じれるほどチョコレート好きなら、この本を読めばきっとチョコレートの幻匂を感じられるだろう。
様々な動物もやってくるのは、仙台だからなのか?
もし舞台が川崎や横浜なら、さしずめハクビシン、アライグマが顔を出しそうだ。
また私はこの本を読むまでキャロブの存在をしらなかった。
そこそこアレルギーを持っている私だが、チョコレートアレルギーを持っていないというのはなんとラッキーな人生なのだろう。
チョコレートの味を知らないのならいざ知らず、ここまでチョコレート好きだと諦められるだろうか?
そしてキーとなるのはメロンワイントリュフ。
メロン味も、そのワインもチョコレートとの組み合わせに想像が追いつかなくて、メロンリキュールではないのか、しかもホワイトチョコレートの組み合わせではないのかとか疑問がいっぱい。
奥深いチョコレートが出てくるこの本、チョコレート好きならぜひ読んでいただきたい。
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