makoto's daily handmades

お手伝い 11月8回目 苗穴掘り&棚整備&太枝切り&癒合剤塗布&予備剪定

この日は苗を植え付ける穴掘りから。

兄が電動穴掘りドリルで5か所くらい穴掘りをします。

土が柔らかくなるので、シャベルで母と私が土を掻き出して、苗を植え付ける大きめの穴に仕上げていきます。

だいたい直径80センチ、深さ30センチくらいでしょうか。

これを8か所。

次に、前日もやった癒合剤塗布と剪定枝の太枝切り。

 

そのあとは棚整備。

これは棚の番線の交点を全部スズランテープで結んでいく作業です。

↑今年は白いスズランテープで結びます。

1か所だいたい2〜3年は保つかなぁ…いや、風が強い場所、負荷がかかる所は毎年ですね。

この日は丘の上の果樹園だったので結ぶ場所が多かったです。

私は川崎市の援農講座で塀頭(へいがしら)という結び方を習ったのでこれしかできません。

実家の人々は片結びという結び方をするので、確実に私が作業した場所はバレてしまいます。

仕方ないですね、できないモノはできないし。

午後はブドウの予備剪定をしました。

今回は藤稔とピオーネです。

去年と一昨年は父とここで予備剪定をやったよな、と思いつつもう父に農作業を教えてもらいないンだよねぇ。

この日は、夕方、父の入院先を訪れて面会してきました。

ここへ転院してから顔色が良くなったとは思うものの、もう寝たきりなんです。

レビー小体型認知症によるせん妄は殆どでなくなっていますが、車椅子さえも難しいのだとか。

口から食事も水分もとれないので、点滴で生きているという状態。

父との会話は成立しているものの、本人もなにかと諦めざるを得ない状態です。

ホントは家に帰りたいンだろうな…「ここはもう飽きた」とか言っているンですけれどねぇ。

母は家で介護する気はさらさらないので、入院が続いている状態です。

いつかは施設に行くことになるとは思いますが、頻繁に発熱したり、新型コロナにも罹患しています。

ただ間違いなく父は長生きは難しい状態です。

父がいま発熱はあっても小康状態なので、私の気持ちも穏やかです。

親戚の方から時々「お父さんの具合どう?」と尋ねられるのですが、私は「低値安定としか言いようがない」と言ってしまいます。

輸液がなければ生きていけない、口から水も飲めない状態を「元気」とは言えないです。

とは言え、今ならちょっとした会話を楽しんだりできるので、なんと言っていいか全然分かりません。

 

次回も楽しくお手伝いしたいです。

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