makoto's daily handmades

川崎市川崎区・川崎大師まで納札してくる

今日はMIFさんが川崎大師に納札に行くことにしました。
信心深くない私たち夫婦は御札なんてモノは不要なのです。
でも厄年を前に私の両親がMIFさんに川崎大師の御札を渡したのです。

ちなみに私の厄年には「そんなモノ拝むから何事も人のせいにしたくなるんだよ、人間、死ぬときゃ死ぬんだから、ヘンなモノを寄越さないでほしい」と私なりの反骨精神で全力拒否です。

さて、川崎大師は「かわさきだいし」と読みます。
MIFさんは「かわさきたいし」と言っているくらいですから、「たいし」と読む方も多いのでしょう。
そして関東では比較的有名な「初詣スポット」になります。
ただし、有名だからとは言っても、私自身生まれてからずっと川崎市民ですが、行ったのは今回が4回目くらいです。
子どもの頃に親に連れられて2回くらい、11年前にMIFさんが「行ったことがない」ので1度、そして今回です。


今日は、自宅から車で行きました。
ここが駐車場で、インド風?な風変わりな感じの建物が交通安全等の祈祷殿です。
奥のマンションの裏手に多摩川が流れていまして、鉄腕DASHの多摩川ロケはこの辺りの干潟(葦原)が登場します。さらに下流に少し行った対岸は羽田空港です。


駐車場から国道409号線を渡ると、東門前です。
京急大師線で川崎大師駅で降りるよりも、東門前駅から歩く方が混雑が少ないと言われています。
今日は平日なので混雑はありません。


仲店通り。
朝9時ではまだあまり開店していません。
川崎大師の名物といえば、せき止め飴、とんとこ飴、久寿餅(くずもち)、大師巻(あられ煎餅)などです。達磨も有名です。


山門です。仲見世が山門の正面でないことに初めて気が付きました。


川崎大師こと平間寺です。


納札殿。山門をくぐってすぐに右に進んだところでしたが、見落として係の方に教えていただきました。


御札を納める箱。


すぐ近くに聖徳太子を祀るお堂がありました。ここはお寺さんなのに個人をお祀りするお堂があるのですねぇ、神社みたいだなぁ、と感じました。


御手水場。やはり大きいです。


境内にはこんな塔もあります。左手前に像があるのですが、何となく見覚えがある造詣です。さっそく作者チェック!


圓鍔勝三氏の作品「祈りと平和」です。
圓鍔氏は、広島県出身で長く川崎市で造形活動をされていた方です。
以前、興味を持って公共施設等で作品探しの散歩をしたことがありましたが、川崎大師の境内のこの作品も圓鍔氏の作品でした。


像を後ろから見たところです。
圓鍔氏のサインがあり、昭和59年に作られたとのことです。
私が小学生の頃からあったことになります。


納経堂。中の天井画が素晴らしかったのですが、写真を撮るのはためらわれたので撮りませんでした。


大師道(だいしみち)の道標。


弘法大師の像。ここは弘法大師が開山したわけではありません。海中から弘法大師の木像が引き上げられたことから、開山さ至ったのです。


大本坊。
私は大本坊が何か知らなかったのですが、MIFさんが「お坊さん達に宿舎だよ」と教えてくれました。
さすが直系にご住職がいらっしゃる血筋だこと!
私は宗教に疎いし、不信心モノが多い生粋の神奈川県民だからなぁ。


正岡子規の句碑。
正岡子規は川崎大師が気に入っていたと言われています。
いまは埋め立て地の住宅や工場地帯になっていますが、江戸時代から川崎は舟による漁が禁止された地域だったので、貝類を捕ったり海苔の養殖のみ漁業が許された土地でした。
そして川崎大師周辺は風光明媚な別荘地だったそうです。
今の様子とはかなり違うと言われています。


新しくこんな施設ができていました。平成26年は御開帳の年だったそうでその時にいろいろな施設ができたようです。


今日は池の補修中で水がありません。


まり塚。芸事の上達を願うそうです。


帰り道、京急大師線の東門前駅近くの踏切から小島新田駅方面を望みました。


東門前駅から京急川崎駅方面を望みました。


帰りに駐車場の入口で見つけた記念碑。
この駐車場はもともと製鉄所があったそうです。
現在のJFE東日本製鉄所に繋がる企業です。
私が生まれた頃までの川崎市は「製鉄の町」と言われていました。
川崎市南部出身の同じくらいの年齢層の男性には、「鉄」の字が入った人が多いと言われていたくらいなのです。
「鉄のように頑丈に」とか「鉄のように熱い男になれ」とか…。
その思いも、オイルショックで急激に冷え込んだ地域でもあるのですが(汗)

あっという間に納札も終わってしまいましたが、久しぶりに川崎大師へ行けたのは良かったです。

何よりも、川崎市とはいえかなり田舎の地域出身の私には、川崎区内を1人で歩くのは心細いです。
子どもの頃から「カワサキには1人で行かないこと」という教えをいまだに守っています。

☆☆☆ 20170929追記 ☆☆☆
弘法大師の像のはす向かいで、今日は新しい像の設置が行われていました。
お相撲さん関連の像なのは分かりましたが作業中でしたので詳細は不明でした。
帰宅してから調べてみたら、故北の湖関の像だそうです。
北の湖関のお墓はこの川崎大師の墓地にあったり、この記事で紹介しました百か所霊場の砂の展示に寄付をされていたり、川崎大師とのご縁があるそうです。
後日、地元のニュースとして新聞やテレビで取り上げられるかな?と感じました。

コメント一覧

makoto
たいしみち
江戸時代の道標には「たいしみち」と書いて「だいしみち」と読ませるモノがあったと記憶しています。

「かわさきたいし」の方が言葉が濁らないのでキレイな響きに聞こえるのかな?と感じます。
意外と川崎市出身者しか「だいし」と読んでいないのかも…と不安になってきました(焦)
ふるやのもり
何故か たいしと言ってしまう
お大師さんの大師だから
だいしのはずなのに何故かたいしと言ってしまってました。
大師橋をたいしばしと読んでしまって
地元のおじさんに
「だいしばし」だよと教えてもらいました。
けど、なんか間違えて「たいしばし」って
書かれていた時もあったとか何とか
よく覚えてませんが
話してくれた様な気がします。
記憶に自信がありません。
makoto
jun-sweetsさんへ
地元も公式サイトでも「かわさきだいし」です。
駅も公園も企業の支店名も「だいし」と読んでいます。
そのため地元の人なら、「かわさきたいし」と言われると「ん?たいし?どこのこと?」となります。
夫もずっと「かわさきたいし」だと思っていたので、私が「だいし」と発音することが逆に新鮮みたいです。
jun-sweets
こんにちは(^^)
私も「かわさきたいし」で覚えてます。
濁点のつくかつかないかなんて字を見ただけではわかりません。
地元の方はどっちで呼んでいるのでしょう?
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