原作「神去なあなあ日常」(三浦しをん著)を読んだことがあるのだけれど、原作と似て非なるモノ。
元々三浦しをんさんのBL臭がどうしても鼻につく私は、「WOOD JOB!」の方が基本的なストーリーは好きだけれど、田舎にありがちな風景も描かれる。
この物語は、三重県の山奥で林業に取り組むことになった青年の1年に渡る成長記。
青年の出身地は、原作では明確に横浜市となっているが、映画では都会と表現される。
私も都会と言われる地域に住んでいるが、農家で育ったのでホンモノの農村を知らない。
しかも林業は殆ど見たことがない。
じつは今では考えられないが、私が子どもの頃の横浜市北部は林業があった。
その頃は遠縁が横浜市北部で林業をやっていたので、何度か目にしているが、子どもながら「すっごい田舎だなぁ」って思ったモノだ。
今はセンター北とか、センター南とかって言われている地域の話だ。
このDVDを観て、すわ林業!となるのは難しいだろうけれど、林業を頑張っている人たちがいて、日本の林業を支えていることを知ることができる。
林業は当代で結果が出てくる仕事とは限らない。
先人が植林した木を切り出して商品にして、自分たちが次世代のために植林する。
こうやって山が守られているのだなぁと知ることができる。
このDVDをみて、本当によかった。
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