リフ編みで円座を編みました。
直径39センチくらい。
使った道具は、かぎ針7号、とじ針だけ。
糸は2本どりで編みました。
使った糸は、ハマナカさんのハマナカモヘア・カシミロン(アクリル(カシミロン)65%、毛35%)の水色の糸と、かわいちしょうじ(川一商事?)さんのアムールモヘア(アクリル100%)の焦げ茶色。
※かわいちしょうじ…ネット検索しても探し当たりませんでした。現在、名古屋市医師会検診センターがある場所にかつて存在した企業のようです。
使った糸は夏に実家の手伝いに行った時、祖母から「もう編み物をしないからmakotoにあげる」といただいて来た糸です。
祖母が編み物をしなくなって20年くらい経つンじゃあないかな?でも記念に道具類と一緒に保管していたみたいです。
祖母はモヘア糸が好きだったなぁ、と思いつつ成分を見たら「カシミロン?アクリル?なんだこの糸?」と。
いろいろ調べて、ハマナカさんの糸は色合いからして、50年以上前、兄が生まれた頃に購入した糸の余りじゃあないかな?
私が小学生の頃には市販の毛糸玉には、だいたいゲージや使用編み針の号数の表示があって、5玉か10玉単位でビニール袋に入っていました。
ところが、これはゲージも針の号数も表示がないし、何よりもハマナカさんの紙箱入りだったンです!
わー、こんな売り方、見たことない!
かわいちしょうじさんの糸は、手芸店のユザワヤさんの値引きした値札が付いていました。
ユザワヤは東京都の蒲田にある大型手芸店。
祖母がユザワヤに行くようになったのは、親戚のHさんがお嫁に来た昭和50年代後半以降。
当時はユザワヤさんは、蒲田駅前にしかお店がなかったはず。
昭和一桁生まれの祖母が手芸素材をムダにするとは考えにくいのです。
なんで余ったのかな?と思った次第です。
でも試し編みして分かりました。
少しチクチクするのと、編み直しでほどく時に絡んで絡んで…。
私は初めてアクリル100%のモヘア糸を編んでみましたがこんなにほどけないのか~とため息混じりでした。
今回は初めてリフ編みで作品作りをしました。
これまで何度かリフ編みの試し編みをしてみましたが、なんかうまくできなず悩んでいました。
動画を見てもイマイチ分からず。
何度も試してやっとコツを掴んでから編み始めました。
リフ編みはコツさえ分かれば、スイスイ編めます。
ふっくらとした編み上がりになるので、モヘア糸はさらにフカフカ感も増して円座向きの編み方だと思います。
水色と焦げ茶色を1枚ずつ編んで、最後に焦げ茶色の糸でとじました。
真ん中あたりは座布団のようにとじ糸で留めました。
祖母の体重はたぶん30キロ台なので、このくらいのフカフカ感で十分。
低反発素材では、身体が沈み込み過ぎて使いづらいと思われます。
編んでいるとき、この水色の糸は、初孫はもちろん、初めて直系男子が生まれたことに祖母は相当嬉しかったンだろうな、と想像してみました。
祖母に喜んでもらえたら嬉しいです。