先日、実家からいただいてきた規格外の温州みかんでジャムを作りました。
規格外の中にはちょっと果肉がスカスカしている(す上がりなどと言います)モノもあったので、おいしく食べられるように加工しました。
温州みかん(薄皮付き)正味800グラム、砂糖240グラム、クエン酸3グラムで作りました。
神奈川県の農業技術センターが公開している「農産物の上手な利用法」のレシピを参考に砂糖はかなり減らして作っています。
理由は、この「農産物の上手な利用法」は農家の6次産業向けのレシピであること、レシピそのものは20年ほど前なので保存性を高めるため砂糖多めであることです。
私は個人がジャム作りを家庭で楽しむには、保存性よりは美味しさを追求した方がいいと考えています。
そのため砂糖は減らしてもいいし、少量ならムリに常温保存の瓶詰めにしなくても、ラップに1回分ずつ包んで冷凍保存してもいいと思っています。
砂糖が30%以上含むのなら、ジャムは冷凍保存してもカチコチに凍ることはありません。
今回は、外皮を手むき、加熱前に薄皮ごとみかんをミキサーで粉砕しました(加熱後はミキサーがけしていません)。
瓶は市販のジャムの空き瓶を煮沸消毒して再利用しています。
今回使った瓶は口が広いので作業がしやすいことと、脱気と倒立放冷をしました。
でも素人作業&瓶蓋も再利用なので、放冷後は冷蔵庫保管する予定です。
砂糖は温州みかんの重量の30%で、本当はレモン汁を入れようか迷いましたが、今回はクエン酸で代用しました。
この量でレモン汁(大さじ1くらい)を入れるには、レモンが余るのでどうしようかな?と。
それならムリにレモン汁にこだわらずに、クエン酸でいいと割り切りました。
味見をしたところ、クエン酸がいいアクセントになって、みかん100%ジュースのようなメリハリのある味になりました。
以前、私はみかんが好きではないとこのブログで書きましたが、このみかんジャムは私にも食べやすい味になりました。
さて、みかん好きのMIFさんがどのように反応するでしょうか?
後日、MIFさんに感想を尋ねてみようと思います。