1991年9月中頃だと記憶しています。場所は羽田空港出発ロビー。
私は、修学旅行で利用したのですが、オウム教祖一行は高知行きの飛行機に乗る所だった。
その異様な一行は、白い服の人が数人と紫と緑色の服の人が1人ずつ。その中には小さな女の子がいたのを覚えています。
教祖の顔は、前年の選挙報道で見かけたとおりだったし、平日になんでこどもがいるのか不思議だった(幼稚園児か小1くらいのコにみえたから)。それとこどもの母親らしき人がいない異様さ。私には「お稚児さん」に見えてしまったが教祖の実子だったのかもしれない。
今思えば、その中に新実死刑囚や井上死刑囚がいたようにも思う。
その異質な存在を公的な場所で見かけたことによって、実在する人物なのだと実感するとともに、関わりたくないという強い気持ちをもったせいかと思う。
同級生の男子が「空飛べるんだろ!飛行機乗らなくていいじゃん!」とか「飛んでみろよ!」とかヤジを飛ばしていたっけ。
その一行は5~6人だったと思うけれど、その異様な雰囲気に周りが引いていた。たぶん見かけたのは、2クラス分くらいだから100人はいなかったと思う。私が唯一直接オウム真理教の教祖を見たときの記憶です。
今なぜ、その風景を思い出すのだろうか?やはり3週間ほど前のNHKスペシャルの放送後における一連の逮捕劇のせいだろうか??
今年になって急展開の逮捕劇には安堵感とともに隣近所に犯罪者が潜んでいるような気分にさせられ、気分がいいものではないのです。
私の心の中がなんだかざわめくようなそんな特別手配犯の逃走の終焉だったのです。
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