「その4」からの続きです。
JR東海道本線根府川駅から早川・片浦ハイキングトレイルを歩き、早川の紀伊神社まで歩いてきた続きからです。
今回は紀伊神社、早川駅~国府津駅~松田駅と電車移動して、松田山に登ってきた様子で、今シリーズのラストです。
長文&写真多めなのでお暇な時にお読みください。
紀伊神社から歩いて早川駅に向かおうとしたら、案内板に真福寺の行き先が書かれていました。
ちょいと立ち寄ってみようと行ってみました。
おお、山門の雰囲気からは想像できなかったRC構造の本殿でした。
地震が多い地域だからかな?と想像してみました。
幕末の勇士高橋藤太郎恒知の墓所と書かれていました。
案内板には「大久保藩」と書いてあるし、伊庭八郎の名前も出て来ます。
はて?大久保藩ってどこにあったのだろうか?譜代大名の名前っぽいけれど、そんな親藩があったっけ?大久保氏が藩主だった小田原藩のこと?
それなら小田原藩は慶喜の恭順後にすぐに新政府側になったから、旗本などで組織された遊撃隊(幕府軍)と、箱根坂で激突したのよね、と思い出しました。
そこで遊撃隊の伊庭八郎は左腕に大けがして片腕の剣豪として、函館戦争まで戦い続けたのだけれど、そうか、あの伊庭八郎に一撃を与えたのが、高橋藤太郎なんだ!
一撃を与えたけれど、本人は遊撃隊に撃たれて絶命だったのか…。
伊庭八郎の名前は知っていたし、片腕になったのも箱根坂の戦いだったことも知っていたのに、その戦闘の相手のことは全然知らなかったです。
後日調べてみたら、やはり小田原藩の藩士でした。
観音堂。
ここを参拝してから早川駅に向かおうとしたら、人家の間から線路と駅のホームは見えるのですが、なかなか駅へ繋がる道が見つからなくて焦りました。
紀伊神社から早川駅に直行する予定だったので、真福寺周囲あたりの地図まではプリントしていなかったので、地図アプリのお世話になりました。
結局この仲道架道橋をくぐって駅方面に向かいました。
駅前のポストが丸ポストだ~!
私が住む町では丸ポストはもう見かけないから、物珍しさがあります。
そうこうしていると、あと3分ほどで乗りたい方面の電車が来るとのアナウンス。
私はJR東日本の駅から乗車して、JR東海の駅で下車したいのですが、交通系ICガードでの乗車ができるのか駅員さんに尋ねたかったのです。
ですが、この駅は無人駅。
予想外でこれは困った!
うーん、どうしよう、電車も来ちゃうから…と結局切符を購入しました。
もう駅舎を撮影する暇もなかったです。
東海道本線の上り電車に乗りました。
早川駅→小田原駅→鴨宮駅→国府津駅と乗りました。
足柄平野の扇端は、小田原駅~国府津駅で、これまで何度も扇頂側から見ている風景と逆で、扇端から扇頂を眺めると、どこに身を潜めていても見張られているような緊張感がありました。
国府津駅で東海道本線から、JR東海の御殿場線に乗り換えます。
早川駅を撮影できなかったので、国府津駅の看板と切符を撮影しました。
私、切符自体もとても久しぶりに購入しました。
普段はICカードで乗車しているせいで、切符を紛失しないように…と微妙な緊張感を持ちました。
御殿場線は1時間に1~2本程度の運行なので、この乗り換え駅をフラフラ散歩しました。
御殿場線の国府津発、沼津行はこの時間帯は1時間に1本です。
駅舎内には簡単なパネル展示がありました。
御殿場線は、昭和の始めまで東海道本線でした。
今の東海道本線は熱海を経由して箱根の南側(伊豆半島)を通っていますが、それ以前は箱根の北側(富士山側)を通過していました。
このルートは傾斜がきつくて速度が出ないために伊豆半島に丹那トンネルを掘削して現在のルートになりました。
だから御殿場線ルートで使われていた機関車は日本で一番馬力があった花形機関車だったそうです。
今も車両基地はありますが、昔の転車台がある車両基地もカッコいいですね。
以前、愛知県犬山市にある明治村で人力の転車台の作業風景を見たことがありますが、いまだあの風景を思い出して本当にいいものを見たな、と思っています。
駅構内図。
JR東日本とJR東海の2社相乗り駅はいくつかあるけれど、東海道新幹線が乗り入れていない在来線だけの乗り継ぎ駅は少数派。
この日に乗った御殿場線の車両。
私にとっては滅多に乗らないワンマン運行の電車です。
御殿場線は本数が少ないので、乗る人も少ないだろう、と高をくくっていたらそんなことはありませんでした。
車窓から車両基地を撮影しようかと思いましたが、ちょいと気が引けました。
国府津駅の隣は下曽我駅。
そういえば、曽我兄弟ゆかりの地を歩いた時は、下曽我駅近くから松田駅まで歩いたな、と思い出しました。
下曽我駅周辺を見回してもまだ梅の開花には早いな、と思っているうちに松田駅に到着。
私が乗車した範囲は、足柄平野の東側にある国府津-松田断層という断層崖に沿った場所です。
松田駅では自動改札ではない有人駅で切符の回収方法が分からなくて、駅員さんに聞こうとしたらカルトンを差し出されました。
手渡しできないからカルトンに置くのね、と気がつきました。
さて、MIFさんとの待ち合わせの時間にはちょいと早いです。
小田原市石橋辺りで少々足が痛くなっていたものの、だいぶ痛みは引いていたので、松田山に登ってみました。
JR松田駅から徒歩15分で松田山にある西平畑公園の遊歩道入口に到着します。
ここは河津桜の名所です。
河津桜は早咲きの桜で、2月から3月に開花します。
この日はまだまだ僅かな開花ですが、少しだけ花を見られました。
今は菜の花のシーズン。
公園内の大型ブランコ。
このブランコはいつも誰かがいて、並んでまで乗るモンじゃあない、と思っていたところ、今回は見まわしても私一人。
じゃあ乗ろう!と富士山や矢倉岳、足柄峠、金時山などを眺めながら10回くらい漕いで本当に楽しかったです!
でもブランコを降りてみると、周囲から家族連れやわんちゃんを連れたカップルなどがワラワラと集まって来ました。
え?私が降りるのを待ってた?!
私が楽しんではじけた笑顔で乗っていたのを見られてた?!
と物凄く恥ずかしくなりました(沈)
見晴らし台から足柄平野を見渡しました。
右端の枝に隠れている辺りが早川駅辺り。
左端の山陰辺りが国府津駅辺り。
今、足柄平野の扇頂にいて、この日は足柄平野の扇端に行って来たことを実感しつつ眺めていました。
白い建物が松田山ハーブ館。
この日はここで絵はがきを購入しました。
3枚入で税込み50円という激安な風景はがきです。
これはポスクロで使おう!
松田町観光協会のホームページはステキな写真が多いので、風景はがきがあったらいいのにな、と思っていたところです。
個人的には隣の開成町のあじさいまつりの絵はがきも欲しいところです。
誰もいないことを確かめてから、このローラー滑り台も乗りました。
ローラー滑り台は40年ぶりくらいで滑ってみました。
ちょいと怖かったのですが、とっても楽しかったです。
短い時間でしたが松田山を堪能しました。
JR松田駅前に戻って来て、二宮金次郎像へご挨拶。
ニノキン先生もこの足柄平野のご出身。
ここで少し休憩していたら、MIFさんが迎えに来てくれました。
この日はあちこち移動しつつ、散歩も楽しめて楽しい1日になりました。
私は石垣が好きなので、今回は主に石垣を堪能しました。
MIFさんに「もし、私が誘ったら一緒にハイキングコースを歩いてみた?」と尋ねたら、お断りされました。
山歩きはしない、石垣には興味がない、電車や新幹線も興味がない、との理由付けを教えてもらったので、これはダメだな、と。
それなら、石橋山古戦場や石垣山一夜城は?と食い下がる私に「興味がない」と返答するMIFさん。
うんうん、そうかそうか、やっぱり西湘さんぽは私が1人でウロウロするのに適していることに納得しました。
今回も遠くまで連れて行ってくれてMIFさんありがとうございました。