先月購入した講談社のポストカードコレクション(ポストカードブック)の解体がちょいと大変でした。
でも絵柄はとても好みに合っていたので、再購入する時のために解体方法を写真に記録していました。
しかしながら、最新版(2022年7月版)は解体が簡単になったようなので、とりあえず記録用に解体方法を公開します。
この3冊のポストカードブックは、一般的なカードブックとは違いスリーブ式です。
私もこれまでの人生で何度かポストカードブックを購入していますが、スリーブ式は初めてで、どこから開けるのかも分からず戸惑いました。
周りがフィルムシートに覆われているので、カッターで切り開きました。
スリーブの綴じは裏表紙側の右側なので、この場所から開けることをお勧めします。
※力加減が分かりにくい時は綴じのある部分から開けると失敗しても傷が目立たないため。
補充注文票(新刊のしおりのような紙)を抜き取ります。
とても分かりにくいのですが、このポストカードブックはスリーブ式です。
下の部分のくぼみから本体を指でつまんで、スリーブ(筒状のカバー)から本体を引き抜きます。
…が、私が購入したスリーブから抜けませんでした。
裏表紙側の右側がスリーブの綴じ(糊付け)なので、ここからカッターなどで開きました。
私は力加減が分からなかったので、カッターの刃は使わず、カッターの刃の反対側で何度かつなぎ目をなぞって、少しずつ剥がしました。
本体の糊付け部分。
糊付けがモリモリで、そう簡単には剥がれそうもありません。
わが家には、レバー式裁断機があるので、裁断機で一刀両断にできます。
でも裁断機は微調整がとてもやりにくいので、今回はカッターで切り離すことに挑戦しました。
少しずつカッターで切りますが、そう簡単にはきれいな切断面にはなりません。
無理せずコツコツとカッターで取り外していきます。
カッターでガリガリ削ってこんな感じのカスが出てきます。
強力な接着剤なのでガリガリ削っても、絵はがきの画像面に僅かな傷や毛羽立ちができてしまったので、全部の絵はがきを0.5ミリずつくらい切り取ることになりました。
先月購入した3冊とも同じ調子で切り離しはとても大変でした。
ポストカードブックとはいえ、ポストカードよりは画集替わりに購入してもらいたいンだろうと、思うような造りでした。
新刷の版ではこの糊がだいぶ剥がしやすくなっているみたいですから、この技は不要になるかと思います。
またネット購入では版の指定ができませんから、どなたかの参考になったら幸いです。