※ネタバレをなるべくしないように書きますが、ネタバレを好まない方はこの先をお読みになりませんように。
今回はサブタイトルの「嘘」とはナニか?が問題。
これまでもたくさんの嘘や騙し合いがあったのに、今回に限って「許されざる」とは何なのかしら?と。
と言うのも今回もいろいろな人々のいろいろな感情が大洪水を起こしているからです。
前回の終盤で登場した義円くんは早速亡くなってしまうのですが、これは義経くんが嫉妬深すぎてしまったから。
史実では頼朝ご一行様と義円は合ったことがないと言われているので、ここは脚本家の創作でしょうね。
この一件で義経くんは頼朝兄ちゃんから「心を磨け」と怒られちゃうので、後々の兄弟の不仲の大元にはなりそうです。
頼朝ラブな義経くんは、ある意味で一途過ぎちゃうのでしょう。
一途と言えば、義時くんが正式に振られまして、まぁそれでも未練はありそうですが、そろそろお嫁さんを貰ってもいいお年頃です。
所領は史実通りになりそうなので「吾妻鏡」で書かれているとおり、江間四郎と呼ばれる立場になりそうです。
ところで善児が再登場です。
私が2回前の感想で、ジサマに助けられて配下になったのでは?と書きましたが、今回は景時くんに助命されて配下になりジサマをねぇ…。
善悪とかの分別よりも自分に利する相手が主であり、生きるためなら何でもやる、それが善児の正義なんだ、と改めて思い知りました。
脚本家が創作した人物ではありますが、善児のこの先の動向はとても気になります。きっとろくな死に方はしないとは思いますが。
さてりく様が気持ちが落ち着かないみたいです。
義娘とはいえ、田舎の武士の娘が都育ちの自分よりも身分が高くなるというのは、やはり落ち着かないものなのかな?
またもや政子ちゃんの顔芸が見事でしたが、亀さんの存在にいまだ気がつかないのはどうかしらねぇ。
全成くん達の恋も温かく見守りたいけれど、全成くんはどの段階で僧侶から嫁さんをもらう立場になるのか、私は知らないンです。
全成くんゆかりのお寺は、私が住む川崎市にあるのにねぇ、一度行ってみなくちゃ、とは思いつつ行ったことがありません(苦笑)
次回も放映が楽しみです。