makoto's daily handmades

新券両替

新券両替の季節がやってきた。

一般的には新札とかピン札というけれど、金融機関では「新券」という。
略して「N」と表記することもある。(Newを略している)
ちなみに私が知っている珍しい言い方は「美券」と「美札」。
たぶんその人の造語かもしれないのだけれど、こう言われて、最初はさっぱり分からなかった。
それと「新札」は本来は、新しく発行されたお札のこと。

さて、両替で新券にするときは、金融機関の窓口で「新しいお札に替えて」と言って、両替票に金種を記入して両替したい現金渡せば良い。
ただし枚数によっては手数料がかかるので、手数料については事前に確認しておくべし。

でも窓口に行く暇がないときは、大きい銀行に行くと、ATMから出てくるお札がすでに新券ということが多い。
また新券で無くても大きい銀行ならATMコーナーの一角に両替機がおいていることがあり、その両替機を利用するといい。

では近くに小さい金融機関しか無いときは…。
地道にATMから多めの金額を出して、きれいなお札だけ取り置きしあとは口座に戻す…というのとひたすら繰り返すしかない。

奥の手としては、近くのホテル、結婚式場、寺社あたりに行ってみよう。
ホテル、結婚式場では新券の両替を頼まれることがあるので、常時少量だけれど新券を用意している。
また寺社では年始のお札販売のためにおつりとして新券を用意していることがある。

最後の手段は、比較的暇そうな時間を狙って、コンビニで恥を忍んで「きれいなお札があったら、それでおつりをください」と頼む。
まぁ、自宅近所のコンビニでは後々気まずくなる可能性があるので、家からちょっと離れたところが狙い目。

それとちょっと離れ業だけれど、いわゆる「昔からある街の床屋」に散髪に行ってみてはどうだろう。
年末に散髪してすっきりした状態で新年を迎える人が多いのだが、床屋によって験担ぎで「おつりは新札で出す」というこだわりの店が多い。
中には、ワンちゃんのトリミング店でもサービスの一環として新券でおつりをだす所もあるようだ。
ただし、当然といえば当然なのだが「料金に対して1万円を出したときのおつり」として新券が出てくるので、千円と五千円は手に入っても新券の一万円は手に入らない。

つりのお札で新券が期待できないのは、ガソリンスタンド、ファストフード、タクシーあたりだろうか。
折り目のないと思っていても、油っ気を感じたり臭いが付いていることがある。

ここまでしなくても通常金融機関の窓口は12月30日の15時まで開店しているのだから、それまでに行けば良いのだ。
あとは大きい銀行のATMに行けばいい。

それと小さい金融機関でも、ATMにはなるべくきれいなお札を入れているところがある。
新券ではないかもしれないけれど、きれいなお札を補充している小さくても良心的な金融機関もあるのだ。

ちなみに、お年玉用に2千円札を所望する方もいるだろう。
2千円札は平成12年に発行されて、日本銀行券の分類では「D券」という。
現在一般的に出回っているお札は平成16年に発行された「E券」で、お札としての世代が違う。
そのため、いくら金融機関の窓口まで行って「2千円券の新券に両替したい」と言っても新券両替は不可。
でも気の利いた窓口なら「新券ではないのですが、折り目のない券ということなら両替できます」と教えてくれる。
どうしても2千円札が欲しいのであれば、ここで妥協しておこう。

ま、こういうことを書いているあたりも年の瀬だと感じる。
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