とても嬉しいニュース速報がありました。
北海道・北東北の縄文遺跡群がユネスコの世界文化遺産に登録になりました。
この中でも一番巨大な面積なのは、青森県の三内丸山遺跡。
私が学生時代に、野球場を作るために調査をしたら発見された遺跡です。
当時、佐賀県の吉野ヶ里遺跡も開発から一転して保存遺跡になりました。
三内丸山遺跡もどうなるのだろうか?と思っていたら、結果保存遺跡になりました。
ここの土偶は、板状土偶といって、まるで型抜きクッキーに装飾をしたような形。
これがまた可愛い感じで、私ならバッグの飾りにしたいくらいです。
これまた学生時代の考古学の授業で、先生が「日本の文化伝播は西から東へ、南から北へという感じのはずなのに、東北地方で次々と新たな発見があって、今とても関心を集めている」とか「これまでの考え方が覆されそう」とか、まさに1990年代の発掘を解説してくれたのが印象的でした。
これからたくさんの縄文時代やこの地域の特番が組まれることを楽しみにしています!
※私は日本史の連綿たる歴史として学んだだけで、測量など考古学の本来の醍醐味は学んでいません。単なるアツアツな興味を持っているだけです。
☆☆☆20210728追記☆☆☆
板状土偶
三内丸山遺跡
手持ち写真のアーカイブから引っ張り出してきました。