ディーラーは幹線道路沿いにあります。
じつはさほど遠くないところに私の祖母の実家がありました。
多摩丘陵とよばれる地形に変化がある農村にありましたが、35年ほど前に港北ニュータウンの換地のために移転してしまいました。
移転前の様子は、隣の市の農家で育った私から見ても「ど田舎」と思うくらいで、とくに祖母の実家は、谷戸のどん詰まりにあって、三方は杉山に囲われていました。
谷戸の湧き水があって、そこにタニシがいたのを覚えています。
ディーラーでの点検は一時間半くらいかかり、その間、ずっと編み物をしていました。
そして帰りにふと車窓を見たら、当地の農家の家屋がありました。
地形こそ違いますが、家の周りに紅葉した広葉樹があり、その奥に杉がありました。
そうそう、祖母の実家もこういう雰囲気があったな、と思い出した次第です。
私が育った地域も同じ多摩丘陵ですが、私が生まれた頃には周囲に杉山はもう無くなっていたので、色彩の配置が違うのです。
ちょうど直後に私の実家からケータイに電話が来ました。
詳細は書けませんが、MIFさんのこと実家の出番がないか?との確認でした。
私は何度も「大丈夫なので、ご心配無用」と言っても、何かと言って来るのでガッカリしました。
電話を切った後もMIFさんに思わず「私たちは私の両親から信用されていないのだろうか?」と愚痴るくらいです。
こういう時、MIFさんのご両親と、自分の両親の差を見せつけられます。
本当に私の両親は私を信用しないのだと感じます。
私はできの悪い娘だったけれど、もういい大人なのにそんなに私の言葉が信じられないのかな?と。
その点、MIFさんのご両親は息子であるMIFさんの言葉でどっしりと構えているわけです。
こういうことの積み重ねで、私が両親から過干渉こそ受けてきたけれど、愛情を受けられなかったなぁ、いまだにそうなんだなぁ、と残念に思うわけです。
今回の件は、私の両親に詳細を話すと大ごとにして、ひっかき回されるのがよく分かっているので、意地でも話さないと決めています。
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