毛糸で何かを編むとき、結構毛糸玉の扱いに困ります。
オススメは100均の荷造り紐ホルダーに毛糸玉を突っ込んで編むこと。
うちにも1個あるのですが、私の場合編み物をずっとしているわけではないので、もう1個買うかどうか迷っていました。
ふと、味海苔の空き容器を見ていたら、毛糸玉が入る大きさかな?と。
よし、工作だッ!
味海苔の容器をよく洗って、乾かして、シール類もキレイに剥がします。
容器をひっくり返します。
こういう容器はだいたい底の真ん中が分厚くなっています。
電気ドリルで穴を開けて、反し(プラカス)を丁寧にカッターで削り、紙やすりで丁寧に削ります。
コツは、外側からだけでなく、内側(手が入りにくい)からも丁寧に作業すること。
紙やすりを細く巻いて穴の断面部分にもヤスリがけ。
中に毛糸玉を入れて、穴に毛糸を通します。
ピンぼけだけれど、斜め上から見たところ。
毛糸玉の糸出しは、毛糸玉の内側からの方がいいです。
外側からやってみたら、俵型の毛糸玉ではうまく行きませんでした。
この容器は蓋が黒いので糸残量を上からの覗き込めないので容器をひっくり返しました(編み物をする時、糸はたいてい肘より下に置きます)。
実は蓋に穴を開けたほうがヤスリがけ作業は格段に楽です。
でも長く使うには底に穴を開けることをおすすめしたす。
失敗したな、と思うのは、ヤスリがけをするとき、ヤスリがけをしたくない場所にマスキングテープを貼ればよかったな、と。
思ったよりもヤスリがけで曇る範囲が広くなったからです。
これに糸切りカッター、毛糸玉ラベル用のポケット、蓋に中身の安定性を高める安定棒を仕込んで、考察と使い勝手の感想を加えれば、立派な夏休みの工作課題になりそうです。
なお、2リットルペットボトルを切って、入れ子式にすれば、電動ドリルで穴を開ける必要もないのですが(汗)
毛糸玉ホルダーに毛糸を入れるのは、毛糸玉転がり防止、また毛糸玉に余計なホコリやごみがつくのを防ぐためです。
また市販の毛糸玉には紙ラベルがあり、このラベルが意外と邪魔くさいのですが、ラベルを外すと毛糸玉が崩れたりとか。
ラベルがなくなると、品番、ロット番号、成分が分からなくなって、後々困ったり、扱いが面倒なのに、毛糸メーカーさんは毛糸玉ホルダーを販売していないのがなんとも。