巨人・レッズ・チャーハン(2019年は和と動)

基本的には巨人応援ブログです。しばし更新していませんでしたがマイペースで再開。

山口は左肩の軽い炎症

2014-02-18 22:28:55 | 巨人
巨人・山口が左肩に違和感 緊急帰京


この一報を知った時は一瞬立ちくらみがした。「うわ~、ついに恐れていたことが起きた」と。
というのも山口は6年連続で60試合以上登板している。当然、勤続疲労は起きることは予測できた。実際、中日の浅尾がそうだったように。「左肩に脱力感がある」ということだったので大丈夫だと思った半面、最悪、前半戦は山口抜きで戦わなければならない、と覚悟したほどだった。

だが検査の結果は「左肩の軽い炎症」とのことでまずは一安心だ。野球の神様がくれた休養のようなもの。もう少し彼の左肩は休ませた方がいいということだろう。先発投手のようにこれから1ヶ月で長いイニングを投げる肩のスタミナをつけなくていいわけだから、開幕に間に合わせてくれればそれでいい。いや、なんなら4月中は休養でもいいくらいだ。

それくらい、山口には負担がかかっているということだ。先発投手が6回を自責点3以内で抑えることを‘クオリティ・スタート’という。今年、広島から加入した大竹はこの数値が高いというが、日本の場合、1週間を中6日、6投手で回すので、6回ではなく7回を投げ切ってほしい。(ここ数年、先発がマウンドを降りるのが早すぎる)そうすればマシソン、山口、西村の3人のうち1人は休ませることができる。

また山口と同じ、とまではいかないまでも、あと1人信頼できる左の中継ぎがほしいところ。その候補・最有力は高木京介だろう。昨年は2年のジンクスにハマった感があるが、エクスキューズはある。というのは、昨年はWBCに内海・杉内・沢村と先発候補を3人も日本代表に拘束されたから、高木は先発での調整を強いられた。

だが、いざシーズンが始まってみれば元の中継ぎ。影響は多くあったはずだ。今は先発・中継ぎ・抑えと分業制なので、「先発が(WBCから)戻ってきたから中継ぎで」とは簡単にいかない。今年はキャンプから中継ぎでの調整を言い渡されているわけだから、言い訳は通用しない。

先発陣が1イニングでも多く投げ切ること。そして高木京介の躍進。この2つがかみ合い山口の負担を少しでも軽くしてくれることを願っている。

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山口 鉄也
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2050スイング

2014-02-18 17:58:37 | 巨人
宮崎に居残っている2軍の中井、大田、辻には1日に2000スイングする「猛特訓の日」が設けられているという。
17日にその餌食となったのが中井。朝8時半ごろからティー打撃を開始すると、ひたすらスイング、またスイング。
16時半頃には2050スイングを達成。「右指の親指の感覚がない」とその場で倒れこんだ。

野球を知らない人からすれば、‘量より質の方が大事なのでは?’と思うかもしれないが、時にはひたすら‘量’をこなすことも大事なのだ。バットのスイングというのは、上半身だけじゃなく、下半身も使わなければならないので体全身を鍛えることができる。こうして猛特訓することで長いシーズンを戦うエネルギーを養うという目的もあるのだ。もちろん、守備の特守、アメリカンノックもそうだ。

ただこんなことを毎日、繰り返していたら体がパンクしてしまうので毎日はやらない。

この2050スイングという数字。もちろん数えてた人がいる。スポーツ報知の2軍担当の中村氏は荒井2軍打撃コーチから、ブルペン捕手が投球数を数える時に使用するカウンターを渡され、17日は中井、16日は辻のスイングを計測した。おかげで昼飯は食べられず‥。記者も辛いですな。

その中井だが、原監督は今年から外野で使うことを明言している。監督自身もサードからレフトへのコンバートを経験しているが、中井の場合、ポジションを選べるほどの選手ではない。もう7年目の24歳。いつまでも期待の若手では困る(大田にも言えるけど)。外野でダメなら、次はグランドの外(引退勧告)であることを肝に銘じてほしい。
大田は今年ダメなら188㎝92kgの恵まれた体を生かしてラグビーに転向し、2019年に日本で開催されるラグビーW杯を目指すことをお薦めしなければならない。おたくら2人に期待して、何年経つんや!と喝を入れておこう。