平和を祈って・・・

　今日は広島原爆の日。　８時１５分黙祷をささげ、平和を祈った。　目と鼻の先であんな惨事があった。　今では現実にあんなことがあったの？と言うほど世の中は変化している。　そのあまりの変化に人間は平和惚け・・・。　私が知っている戦争は両親や祖父母を通して聞いた話と社会が伝える当たり障りのない内容のみだ。　実際はどれほどのことがあったのか当時を生きた人にしか分からないであろう。

　小学５年生くらいで初めて広島原爆資料館を社会見学で訪ねた。　当時あまりのショックに食事が喉を通らなくなり、夜も眠れなくなった。　あれでも気持ちが落ち着くのに１週間くらいは掛かったと思う。　何と怖いことだ、何と惨いことかと思った。　その時の恐怖心が今もってあり、資料館へは自ずと足が遠のいていた。　

　しかし娘たちが学校からの課題で行くことになり一緒に訪ねた。　娘たちに少しでも現実にあったことを理解し、平和のありがたさを考えてほしいと思ったが、以前ほど生々しい展示物が無くなったように思う。

　歴史を風化させることなくしっかり現実を伝え、平和のありがたさをそして核兵器の恐さを伝え示していかなければいけない。核兵器の恐さを知っている国なのだから・・・。

　核兵器のみならずさまざまな兵器、想像を絶するような兵器（６８年前もきっと想像を超えた兵器であったはず）が開発されていると聞く。　それを使うことがない平和な世界であって欲しい・・・。　どうか平和な日々が続きますように・・・。



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