現実は・・・

　脳ドックの結果を受けて、今日はＣＴ検査へ行ってきた。　予約は１０時１５分なので１０時に放射線科の受付をした。するとすぐに看護師さんが出てきて、「点滴ですよ」とひと言。あっという間に血管に針を刺し、「これを持ってあの部屋に入ってください」とのこと。もの凄い手際の良さと言うか何と言うか驚くほどのスピードであっという間に、検査台に乗せられ、「頭を固定しますからねえ。　動かないでくださいね。　造影剤が入るので気分が悪いようなら言ってくださいねえ。」

　夢の中のような感じであった。　造影剤はたしかに全身がカーッと熱くなるようで、今までに経験のない気分だった。　「わっ本当に熱いんだあ。　いやだなあ・・・。」そうこう思っていたら「はい終了ですよ」と声をかけられ、あっという間に廊下に。　若い男性の看護師さんたちが実テキパキとした動きをする。

　私の不安な気持ちを感じてだろうか、「点滴の中は何ですか」「はい精製水のようなものですよ」　「造影剤はどうやって入れたんですか」「あっ、それはこの部分から別のチューブで入れたんですよ。　ここで点滴が終わり気分が落ち着くまで休んでから、脳神経外科へ行ってくださいね」とのこと。

　何だかベルトコンベア状態であれこれ感じいる暇などなく、あっという間に次へ。

　待つこと１０分程度で、診察室へ呼ばれた。　この検査を受けることになってからずっと嫌な気分でいたが、現実のものとなった。
画像を見ながらの説明に愕然。　３．１ミリの動脈瘤がある。　はっきり見えた。　５ミリ以上なら手術をするが、さまざまなリスクを考えると経過観察をするとのこと。　３ヶ月後にＭＲＩ検査をするということになった。

　特に注意することはという質問に、

　＊　血圧が急激に変化するような場所への出入りは危ない

　＊　特に食べ物に関してはアドバイスはない

　＊　急激な今までに経験のない頭の痛みがおきたら、救急車を呼んで「脳動脈瘤があると診断されている」と伝えること　

ああとても怖いことになったなあ。　これが現実・・・。　しっかり受け止めて、もしもの時に少しでも対応が早くしてもらえるように、説明を受けた時の動脈瘤の場所を書いた紙を常に持参しておこうかと思ったり・・・。


今朝は造影剤を入れるために絶食。お腹がすいたあ・・・。


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