社員のおしゃべり

日々の生活の中でのできごと

暑くて、熱い日・・・

2015-08-06 11:01:02 | 日々の生活で・・・
 初めてこんなに近くに火事現場を見た。 昨日は長女の誕生日で、会社を休んで朝からパタパタ早めに掃除を済ませて料理を始めていた。 もの凄く妙な嫌な臭いがし始めて、「おかしいなあ・・・。 やけに変な臭いだ。 どこかで妙なものを燃やしているのかなあ・・・。」などと呑気に思っていた。 すると何やらパンパンと音も聞こえてきて、すぐにサイレンが数回鳴った。 「えっ!!」と思ってすぐに庭を覗いてビックリ!!

 信じられない状態が目に飛び込んできた。 物凄い煙と火の手が上がり濛々としていたのだ。 もうそこからは何が何だか・・・。 すぐに庭に出てホースから水をお隣向けて放水。 それでもどんどん酷い状態になっているのが分かり恐怖と何とも言いようのない気持ち・・・。 そうこうしている間に数人の人が声をかけてくれたが誰だか全く分からない。 そして消防署の人が「危ないから逃げて下さい」と言うのを聞いてすぐに家の中へ。 サッシの鍵をかけようとするけれど、うまくかからない。 「慌ててる」と自身で思いながらも必至で鍵をかけた。 震えているのが自身で分かった。 持ち出し物は・・・と考えていつも持ち歩くバッグに手当たりしだいを放りこんだ。 そして眼鏡をしようとしたが、いいくらいにできない。 ふと見ると、何となぜか自宅使いのものを一緒に(二重に)しようとしているではないか・・・。 これには自身もびっくり。 どうしたらそんなことができるのか分からないが・・・。

 そして表へて飛び出し、通りを挟んだ陰で消火を待った。 どれだけの時間を要したのか・・・。 とにかく「一体何がどうなっているのか」もう恐怖しかなかった。 灰と煙がもの凄い勢いで飛んでくる中、座り込んでいた・・・。

 「消火した」と言う声を聞き、自宅へ。 どうにかこうにか「ちゃんとしなきゃあ」と思いながらお台所へ。 私が出勤していると思い、友人が事務所に電話連絡してくれたとのことで、主人も戻ってきた。友人たちも心配して訪ねて来てくれた。 もうへろへろ・・・。 ソファーに横になり少し休んだが、頭は冴えており、休んだ気になれない状態。 それでも2時間くらいして、ようやく動く気になり、誕生日の料理を作り始めたが、水が赤く濁り使いものにならない。 

 それなら流し放しは勿体ないからと、庭に思い切り放水。 そして家の中の拭き掃除を・・・。 朝あれだけ念入りに掃除したにもかかわらず、階段や廊下は煤のせいなのか黒くなった。

 動いている間に多少落ち着いてきて、料理開始。 でももう5時過ぎ。 メインができないうちにみんな帰宅。 何とも慌ただしい一日。 暑かった・・・熱かった。 体中が火照っている状態。 心身ともに疲れる一日であったが、幸いなことに火事になったお家の方々は皆無事であった。 

 玄関先から家の周辺、カーポートなどは煤だらけ・・・。 そして今朝方、家の周りをはいていると、消防署の人たちが点検して回り「被害がないかをよく見て報告してください」と言う。 「そうなんだあ・・・」と思って、家周辺を見て歩くと私の車を入れる側には穴が数か所、そして表側のカーポートは熱で白く変色していた。 よくよく聞いていると、保険会社に連絡してもらえば、消防署の方から被害届詳細を出すとのことであった。 そう言うことになるんだあ・・・。 

 幼い時分に、すぐそばの神社のようなところから火の手が上がり、二階に寝ていたが、腰が抜けて動けなかったことがあった。 それがそばで見た火事の最初で最後。 その時は動けないものだから、亡き母が「しっかりしなさい」と叱咤激励しながら抱いて階下へ連れて行ってくれたのを覚えている。 この団地に住み始めて、火事は初めてだ。 しかもこんな近くに・・・。  

 以前から友人たちと集まると、話題になったのが、「下からの車道が一本しかない。 もしもの時には大渋滞にもなるし、危ない」ということ。 本当にそうだと今回は痛感。 実際主人が心配して帰宅しようにも、団地のすぐ下側の道は車で一杯だったと言う。 そして唯一1本の道も車で一杯だったと言う。 上がって来るにも上がれず、下側の道の随分先に駐車して、歩いて帰ったと言う。 

 さまざまなことが、今回のことでわかった。 もしものことを考えると、自身も反省が必要だと思うし、自治体としても検討しなければいけない課題が見えてきたのではないだろうか。


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コメント
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