自身が幼い時分と言えば「もうかなり昔・・・」。 きっと私が幼い時にその年数を聞いたら「ずいぶん昔」だなあと思った事だろう。 自分にとってはつい先日のことのように思えることも、あっと言う間の数十年なのだ。 先日の友人たちとの集まりの折に、ある友人が「自分はいつまでも30代」と言ったのを受けて「私はまあ40代かな」と答えたが、そうなのだ。 気持ち的には全く変化はない。 しかし身体はしっかりその年齢に・・・これが現実なのだが。 でも生きてきた分経験はいろいろだ。 一つ一つのしわにしっかり刻まれている。
戦後の貧しい時代も多少かじっている。 吊りスカートとブラウスを2~3枚しか持っていないため、それを着まわして交代で着ていった時代を経験している。 近所のお姉さんが「お下がり」だと言って服をもらったこともある。 そうして時代だった。 鉛筆だって消しゴムだって貴重品だった。 それがいつの間にか十分すぎるほど十分になり、「使い捨ての時代」になった。 使い捨てが素晴らしいことかのように言う人まで出てきて戸惑ったものだ・・・。 自分自身は「勿体ないから」と言う思いが強いため使い捨てはできない。 でも何か間違っていると思うから捨てられない。 せっかく自身に縁があって巡り巡って私の前にあるのだから、きちんと使おう、納得いくまで使い切ろうと思う。
そうした中、ある記事が目に入った。「確かにそうなのだろう。そうだ。」と思う。 「人間が人間を滅ぼしていく」と思えるような生活をしている・・・。 「野生の動物はその時に食べる分しか獲らない。」と言う。 でも人間は獲り放題だ。 そして方や、それをすべて食べるかと言うと捨てている現実もある。 その裏では食べ物がなくて餓死するものもいる・・・。 何ともおかしな狂った現実。
「農業を工業化」と言うことがどんどん進んでいると言うが、これも自然の摂理から言うと、狂っている。 工業化することにより、きっと何らかの自然破壊的な作用がありそうにも思える。
物にあふれる生活と言うことが言われるが、それは破壊的行為の裏返し。 便利な社会になればなるほど、食べ物にしても身の回りのものにしても豊かさがもたらす破壊的な行為があると言うこと。 加齢とともにそんなことを痛感し始めている。 行きつく先に一体どんな世界が待っているのかとさえ思ってしまう。 「今」は永遠には続かない。
先々を考えると、足元をしっかり見て、日々の生活のありようを見直す必要がある。 この豊かだと言えわれる生活はピークなのではないだろうか。
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岩国市、周南市、下松市、光市、防府市、山口市、柳井市、その他周辺地域の不動産に関してはご相談ください。⇒山口県岩国市岡村不動産鑑定事務所
戦後の貧しい時代も多少かじっている。 吊りスカートとブラウスを2~3枚しか持っていないため、それを着まわして交代で着ていった時代を経験している。 近所のお姉さんが「お下がり」だと言って服をもらったこともある。 そうして時代だった。 鉛筆だって消しゴムだって貴重品だった。 それがいつの間にか十分すぎるほど十分になり、「使い捨ての時代」になった。 使い捨てが素晴らしいことかのように言う人まで出てきて戸惑ったものだ・・・。 自分自身は「勿体ないから」と言う思いが強いため使い捨てはできない。 でも何か間違っていると思うから捨てられない。 せっかく自身に縁があって巡り巡って私の前にあるのだから、きちんと使おう、納得いくまで使い切ろうと思う。
そうした中、ある記事が目に入った。「確かにそうなのだろう。そうだ。」と思う。 「人間が人間を滅ぼしていく」と思えるような生活をしている・・・。 「野生の動物はその時に食べる分しか獲らない。」と言う。 でも人間は獲り放題だ。 そして方や、それをすべて食べるかと言うと捨てている現実もある。 その裏では食べ物がなくて餓死するものもいる・・・。 何ともおかしな狂った現実。
「農業を工業化」と言うことがどんどん進んでいると言うが、これも自然の摂理から言うと、狂っている。 工業化することにより、きっと何らかの自然破壊的な作用がありそうにも思える。
物にあふれる生活と言うことが言われるが、それは破壊的行為の裏返し。 便利な社会になればなるほど、食べ物にしても身の回りのものにしても豊かさがもたらす破壊的な行為があると言うこと。 加齢とともにそんなことを痛感し始めている。 行きつく先に一体どんな世界が待っているのかとさえ思ってしまう。 「今」は永遠には続かない。
先々を考えると、足元をしっかり見て、日々の生活のありようを見直す必要がある。 この豊かだと言えわれる生活はピークなのではないだろうか。
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