携帯でのやり取りが当然になったころから、少しずつ変化してきたなあと感じてはいたが、やはり・・・。
もらったら嬉しくて嬉しくて何度も読み返したりもしたのが手紙。 相手の書いた文字を見てその折の心情も慮ったりもしたものだ。 良いことがあったのかなとか、体調が悪いのかとか、はたまたずいぶん思い悩んでいるのか・・・などと。
手紙でのやり取りで相手を励ましたり勇気づけたり・・・そのようなこともあったはず。
今ではパソコンや携帯のメール、もっと簡単にラインなどでのやり取りになるのだろうか。 相手の顔を見ずに相手を思いやる、相手のことを心配する・・・。 それは同じなのだろうが、残らないものだし、何度も眺めはしないかな?などと思う。
紙物はずっと残る。 それが良い場合もそうでない場合もあるかもしれないのだが・・・。 亡き母は、入院中に島に勤務していた私が出した手紙をずっとお菓子の箱に大事に持っていた。 随分喜んでいたものだ。 また私は独身時代に主人からもらった手紙をずっと大事に持っている。 「死んだら棺桶に入れてね」と言っているのだが・・・。 電話とも違う。
味気ないと言ったら味気ない。 便利と言えば便利。 様々に変化していく。 きっと亡き両親が今の時代を見たら驚くことだろう。 良きにつけ悪しきにつけ。
スピード化していく変化。 全くと言ってよいほどついていけてないが、まあ不便も感じない。
「あらそうなの? そんなものがあるの?」なのだ。 年取ったということ?! そうだなあと認めつつも抗うこともない。
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