雑記帳

日々の雑記帳です。

千輪仕立て…花火みたい

2011年11月03日 | 日記

ブログを初めて2年が過ぎようとしています。
gooブログ最初の投稿は「岩崎城の菊花大会」で見た菊の記事。
ピンクと赤の大輪で、私は初めて見る菊  でした。


この時期、また岩崎城で菊花大会が開催されていることを知り、
今日、「あのときの菊がまた、見られるかな」と楽しみに出かけて行きました。

菊が展示されているテントを覗くと、目に飛び込んできたのは~

パッと広がった黄色の菊、菊、菊。

「わぁきれい!!」
まるで花火が上がっているようです。

先ほど、陶器展示会場でご一緒になった方に出会いました。
その方も、この菊花展に出品されているとのこと。

この黄色の花火みたいな菊。
「これは、千輪仕立てというんです。一株  から同時にたくさんの花を咲かせる仕立てです」
この花には1本1本番号がつけてあり、37番が一番最後のようでした。

菊は選考日にちょうどベストの状態に持っていくこと。
花の直径が大きくて、それぞれの花びらの並びが良いこと。
茎がある程度育ったら花を咲かせるため、土に灰汁などを加えて土づくりをする。
等々菊のこと、いろいろ教えていただきました。

そういえば、父も菊  を作っていました。
きっと勤め先で品評会があったのでしょう。
夏の暑い日、じょうろで水やりする姿、台風が近づくとあわてて植木鉢を家の中に避難させている姿…懐かしく思い出します。

私がブログに初めて書いた記事の菊の花。
今年はありませんでした。
菊の事をいろいろ説明してくださった方に、そのことを話すと、
「あれは、私が出したのです。あれは選考外なのですが、珍しいと思って出したんですが、また出したいですね!」
花の名前を言われたのですが、どうしても思い出せない~。
「なんと言う名前なの?」

父のことを思い出したり、見たい菊の作者に出会えたり…

清楚な菊のかおりも一段と香しく感じられました。