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辰歳の新年、手水舎の龍吐水。
焚き火をたいて参詣者を待ちます。
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除夜の鐘撞き始め(クリック)
大晦日から元旦へと静かに明けました。
AM0:15分より修正会(しゅしょうえ)をお勤めいたしました。正信偈をお参りの皆さんで声高らかにお唱えいたしました。続いて住職が法話、歎異抄の「煩悩具足の凡夫、火宅無常の世界はよろずのことみなもってそら言、たわ言、まことあること無きに、ただ念仏のみぞまことにおわします」を中心にお話をさせていただきました。如来さまの大慈悲は「そらごとやたわごとの世界に苦しみもがき悲嘆に暮れる私どもを抱き続けて下さってある。涙して下さり私の人生の歩みに常に寄り添っていてくださることをお話いたしました。如来さまのお心は去年も今年も変わることはないのです。
本年もどうか宜しくお願い申し上げます。仏地の大地の上でいのちのいとなみをさせていただきます。
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寒さの中に咲く「一子侘助」(いちこわびすけ)
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西王母椿