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1/14発行された『親鸞』激動篇
昨年春より全国の地方新聞44紙へ12月11日まで連載された五木寛之氏執筆の『親鸞』激動篇上下2巻で単行本となりました。750回大遠忌ご正当法要中の1月14日に講談社から発行されました。拙寺の購読新聞は地方紙ではなく読んでいませんでしたから早速14日にネットで注文しておきましたら翌日の15日に届けられたのには驚きです。しかも送料は無料で、
ご正忌法座が終わってやっと読み始めています。35才で越後直江津へ流罪、激動篇はこの越後の流刑地での聖人から物語は始まっています。聖人の生涯を知る上で最も資料の少ない年代がこの越後での日々なのですが五木さんはその親鸞聖人を生き生きと描いておられます。最新の親鸞学の論文を読み切っての小説だけに迫力と強い説得力が感じられます。
第3部となる京都帰洛からご往生までも執筆されるご計画だろうと思いますが待ち遠しいですね、