
昨秋藤原芳郎さんからいただいた6鉢の中国春蘭が咲き始めました。
境内には昔から日本の山取りの春蘭(じいばーと呼んでいます)の叢がありますが、中国春蘭はこれらとは全く気品が違っていま
す。葉っぱも濃い緑で細い葉っぱをしています。花茎は低くずっしりとした蕾をしています。3鉢に蕾が見られ、「王氏素」と名
札が付けられている蕾が開いていました。澄み切った緑色ををした花です。エメラルド色が魅力的です。
「王氏素」と云う蘭名も中国からだと思いますが、「王姓の家のもと、祖」と云うような意味なのでしょうか。
中国春蘭もすこぶるしぶい蘭だと感じ入っております。他の春蘭も咲いたら紹介いたします。