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暁鐘の6時前は少ししらむ頃となりました。ですが依然としてその時間は冷気の中です。
居室に帰ると以前には急須にお茶を入れて、先ずお茶を頂いていたのですがどうも空腹時のお茶は胃に良くないようなので最近で
は白湯を飲むようにしています。
朝のお参りのために7時からで本堂に参ります。続いて地下納骨室、境内の納骨堂へと再び境内に出て納骨堂のお参りをするの
が日課となっています。お参りがすみますと境内や庭の木々を見て回ります。ご挨拶がてらに・・・・。画像の「赤侘助」は今朝
見つけました。1週間くらい前からこの侘助も咲き始めていたのですが注目すべき花が見あたりませんでした。今朝、何気なく北
側の枝の下にハッとするような一輪を見つけました。その赤い色に魅了されてその一枝を貰うことにしたのです。
赤侘助の赤は正しく「血潮」の赤です。小さな筒咲きの血潮の赤に「いのち」を強烈に感じました。
「寒椿 真紅に咲ける小さき花 冬木の庭の瞳のごとき」 窪田 空穂です。