memory of caprice

浮世離れしたTOKYO女子の浮世の覚書。
気まぐれ更新。

「トラットリア ケ パッキア」のブガティー二 アマトリチャ―ナ

2013-11-07 06:29:33 | グルメ
2013年11月5日(火)朝日夕刊
「おんなのイケ麺」より

料理研究家の行正り香さんお勧めは・・・


パスタとワインが大好きで、イタリアへ本場の料理を習いにいったこともあります。
そんな私にとって、この店は「日本のイタリア」です。

麺をゆでる時間や塩加減が丁度良い。
わたしが目指す理想の味です。
料理の美味しさは、塩の量と時間の掛け方次第。
私はお酒を飲むので、少しパンチのある味が好きですね。

南イタリアのやや太い麺・ブガティ―二のパスタには、ローマがあるラツィオ州の白ワインを。
イタリアワインはよく飲みます。
たっぷり入ったパンチェッタ(塩漬け豚バラ肉)も嬉しいところ。

お店のお客さんはみな笑顔。
料理が美味しいのは勿論、シェフとスタッフが優しくて明るいのです。
ソムリエも必ず良いワインを出してくれます。
先日ベネチアから帰国後すぐにここへ。
食べたとたん、「なんだ、こっちのがおいしいじゃない!」って思ってしまいました。

港区麻布十番2-5-1-4階
03-6438-1185

1500円。白ワイン(グラス)800円。
18:00~翌1時まで。
日・祝の月休み。
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自由が丘の名店 居酒屋「金田」

2013-11-07 06:08:19 | グルメ
2013年11月2日(土)朝日夕刊
「飲むには理由(わけ)がある」by居酒屋探訪家 太田和彦 より

「酒品」


東京・自由が丘の居酒屋「金田」は、川崎汽船外国航路の司厨をしていた金田直が、大人の居酒屋をめざして昭和11(1936)年に開店した。
生来の頑固で酒の燗具合や安い肴の味にこだわり、一方「酒は自分のペースで飲む」を信条として客の泥酔や口論を嫌い、いつしか「金田酒学校」と言われるようになった。お100以上もある肴はいずれも吟味された見事なもので、1時間もすると日替わりの人気品は次々に品切れになってゆく。

山の手の住宅地らしく客はみな上品で、知り合いに会っても目礼くらいで席は立たない。
近所にお住まいの夫婦客のまじり、父と妙齢の娘という、小津映画に出てくるような客が静かに盃を傾けている。

ここほど自らの「酒品」を意識する居酒屋はない。
壁の小さなプレート「祝三十年 金田酒学校 生徒一同」は「五十年」「七十年」とプレートが続く。
私も生徒の一人。
「九十年」に加わるのはもう無理だろうが、店は続くことだろう。


なんと、ここ、行ったことがあります。
入社間もないころ、職場の先輩が、彼女の地元の居酒屋で、これぞ真の酒呑みの店、と連れて行ってくれたのを思い出しました。
この文章で紹介されている通りの、そんな御店でした。
再訪したくなりました。
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ピーター・ブルック 能を語る。

2013-11-07 05:47:07 | LIFE
英国の演出家、ピーター・ブルック88歳。
去年から10カ国をまわった最新作「ザ・スーツ」の日本公演を前に、朝日新聞のインタビュー。

2013年11月6日(水)文化面より。

簡素なセットを想像力で補って、多面的に用いる・・・舞台上の数脚の椅子と衣装ハンガーの金属枠、
その金属枠が、場面に応じて窓となり、バス停になる。
こうしたブルック流の「簡素化」について。

意図したスタイルではないそう。

「舞台に多くを詰め込んでも、たいていは不要だとわかる。
簡素化は長い消去プロセスの結果で、出発点や方式ではありません。
何もない空間は経験の産物なのです。
役者も同じで、アイデアや野心でいっぱいだと内部に余白がなくなる。」とか。

歌舞伎や能に学ぶことは多いという。
「縁者たちは修道士に近い。
彼らの稽古を見ましたが、それは自らを静寂にすることであり、
興奮したスペースを閉じること。
それを徐々に開いていくと、
正しい所作や音が現れる。」

「人だけで作れることは多い」とも語る。

あまたを担うことになる俳優を選ぶ決め手は「ハート(情)とアート(芸)のバランス」らしい。

キャリア70年の回想じみたものを期待して、転機となった作品を問うてみた。

「私は過去に生きたことがない。
終わったことは気にかけません。」

柔らかく短い答が返ってきた。

* 「ザ・スーツ」の日本公演は6~17日。東京渋谷のパルコ劇場にて。
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プロブストの「カロリーヌ」

2013-11-06 13:03:53 | BOOK
子供の頃、サンタクロースが本を持ってきてくれることが多かった。
自らリクエストすることがほとんどだったのですが、たまにはサンタクロースセレクト^^のものも。
そんな一冊にフランス語の絵本、「カロリーヌ」がありました。
ツインテールの金髪の女の子が黒猫と白い子犬のお供を連れて、ヨーロッパ各国を旅するお話。
バスケットボールのような白いチーズが無数にならんだオランダの青空市場とか、今でも思い出すいきいきとした場面の数々。

そんなカロリーヌについての小さな記事が、朝日朝刊2013年11月6日(水)BonMarcheの特集記事の片隅にありました。

翻訳家のにむらじゅんこさんの「チュトワイエ通信」というコラム。

60年読み継がれる、プロブストの絵本、というタイトルで・・・。

ピエール・プロブスト(1913年~2007年)は、戦後フランスを代表する国民的絵本作家。
彼の代表作は娘さんをモデルにした「カロリーヌ」。
戦後フランスの教育方針でもある男女混合のシンボル、オ―バ―オ―ルをはいた好奇心旺盛な女の子が、動物たちと繰り広げる冒険シリーズは、60年もの年月を超えて今も愛され続ける。
最近では美術館での回顧展も行われ、作家の再評価も進んでいる。
「カロリーヌ」は日本も含め、世界15カ国でも訳されている。

現在、「カロリーヌ」を始めとするプロブストの絵本がフランスで続々と復刊され、話題を呼んでいる。
お洒落な子猫「プフ」、悪戯っ子の黒猫「ノワロ」、しっかり者の子犬「ユピ」ら、カロリーヌの友人である可愛い動物たちは、時代を超えて幼児たちを釘づけにしており、新たなファンが増加中。1950年代の楽天的なムードを反映した物語と色も魅力的だ。

*娘のお気に入りは「ユピ」と「プフ」。
アシェット社の復刻版は1ユーロ70セント(約200円)~とお手頃。

*にむらじゅんこ 作家・翻訳家 東京大学大学院在籍。フランス人の夫と3歳の娘とフランスに暮らす。趣味は旅。
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GELATO「アルフォンソ・マンゴー」

2013-11-01 02:23:18 | グルメ
2013年10月29日火曜日
朝日夕刊「オトコの別腹」

探検家の関野吉晴さん。
インドネシアから日本までカヌーで渡った時の食料がマンゴーという極めつけのマンゴー好きの関野さん。
そのヒトが押すコンビニデザート。
「ファミリーマート」のGELATOアルフォンソ・マンゴー。

このジェラ―トはマンゴーの味に近いんですよ。ねっとりしていて味が濃くてね。
近くのコンビニで買って時々食べます。
ペルーのアマゾン、エクアドル・・・世界各地で食べた思い出が蘇りますね。とは本格的。

ロッテアイスと共同開発。250円。
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