存在の耐えられない軽さ/ミラン・クンデラ
読んで良かった!
そして出会えて良かった 文豪、ミラン・クンデラ
10月に読んだサルトルの『嘔吐』と同じく
文学と哲学が混ざり合った内容だけど
サルトルとはまた大きく違う魅力があって
文学として楽しむのもこちらの方がより内容が濃い💖
登場人物全員に個性持たせていて
「この先は~?」と気になって本が離せない
この1冊でミラン・クンデラの大ファンに😆💞
他にも代表作『冗談』や『不滅』なんかも順次読んでいきます。
『存在の耐えられない軽さ』、映画もあると伺ったんだけど
図書館にも近場のレンタルショップにも置いてない⤵😢
あ~観たいよう!
あの作品をどう映像化させるのか…とっても気になります。
桜の園・三人姉妹/アントン・チェーホフ
有名過ぎて逆に読んでなかったシリーズのひとつ。
この新潮文庫版は戯曲形式で翻訳されていました。
他の出版社では文学形式のものとかあるのかな??
ロシア文学では時々題材にされる
農奴制廃止辺りの時代の大きな転換期が背景になっています。
古い時代の終わりと新しい時代の到来
農奴制廃止によって没落していく貴族や逆にブルジョアになっていく者や
そんな様々な立場の人たちの様子が描かれています。
これは確かに文章で読むより劇で観てみたい❕
三人姉妹の方が若干未来に向かっているような様子で展望は明るいかな??
クロイツェルソナタ・悪魔/トルストイ
トルストイの短編は初✨
さすが!としか言いようが無いんだけど
長編も面白いが短編も物凄く面白い。
『クロイツエルソナタ』と『悪魔』でトルストイが描きたかったことは
性欲の愚かさと純愛の素晴らしさだと解説にあった。
どちらの作品も女性に対する嫉妬や欲望にぐるぐる悩む男性が主人公
クロイツェルソナタは自分で自分の首を絞める大変身勝手な男
悪魔は本能と自制の狭間で気狂い起こしそうになる男
これは時代や国、人種関係なく同じような悩みを抱える人類はたくさんいそう😏
ハイアワサの歌/ロングフェロー
この本は本当に芸術的でした✨
分厚いけど、文章自体は量が少ないからさくさく読めちゃう
ハイアワサという勇敢なインディアンの活躍の記録。
私はこの本手にするまで知らなかったんだけど、
アメリカの方では有名みたいでディズニーアニメにもなってた!
頃合いが良い時にもう1度堪能したい本です✨
別館のハンドメイドブログです
↓ ↓