お先に下山します☆彡

目指せ!エンディングノート(*^^)v

まろの北海道放浪記 Day98

2023-09-27 16:11:30 | 北海道放浪2023


美瑛町、ありがとう。
全域がテーマパークのようでありながら、力まず、人と豊かな自然が共存する大変綺麗な街でした。
朝霧の中から街が静かに現れ、広大な丘では夕日の中に輝くトラクターたち、地元民に紹介され実食して納得した一流の味覚どころの多さ。
本州の都市周辺のように見栄やギスギス感や緊張感が無く、喜びをストレートに味わえる異空間でした。

最後に本気動画を撮ってみようと選んだテーマは、The 美瑛ブルー!
観光名所の、白金「白髭の滝」と「青い池」+美瑛川を撮ってみました。

ここは、3ヵ月前一度撮影してますが天候が微妙で消化不良でした。
今回は長居して晴れる日を待ちました。
あと、青い池ではSTV(札幌テレビ)の取材を受けました。美瑛特集的な番組で放映予定とのこと。結構長くインタビューされておら息が切れただ。

まずは、「白髭の滝」動画をアップします。
↓白髭の滝
景勝スポットになっている美瑛川にかかる橋の上からの撮影です。
滝壺周辺をスローで狙い、動画最終部だけ標準速を入れました。
こんな単純な撮影でも結構苦労してます。前回同様、中華さまに取り囲まれ現場は無法地帯。大声や割込み体当たりが絶えず、被災を逃れた数カットを編集しました。

この「白髭の滝」の下流2kmに「青い池」があります。
ブルーの流れはそのまま美瑛川を下り、偶然が作り出した川横の池「青い池」にその分枝流が入ります。
こっちは明日アップしますね♬

美瑛での生情報の掘り出しは、駅近の焼き鳥屋「七福」に通いお世話になりました。
地元民が勧める優良店や食材、観光客には大人気だけどトホホな店、温泉や車中泊場所までいろんな裏情報を頂けた他、連日地元のお客さんと話し込みこの地域独特の人生模様を見ることができました。
マスターは兵庫城崎出身の元陸自、三重出身のママは多くの苦労を経験したもののとても元気、お二人とも腰の低い大変気さくな人柄でした。もちろん焼き鳥も十分美味しい。
地元の人気店です。旅族の皆さんも是非どうぞ。
↓焼き鳥七福

あ、あと、白金温泉では、白髭の滝の真上にある、3つ星ホテル・湯本白金温泉ホテルの日帰り風呂を2回利用しました。
ここの露天風呂がですねー、、、嬉し恥ずかし、滝を撮影する橋から見えちゃうんです。2回目はこれに気づいたからリピートした。滝の上の木陰から中華さまご一行に向かって仁王立ち、大和魂を見せてあげましたw

(^^)/

まろの北海道放浪記 Day97

2023-09-26 17:07:12 | 北海道放浪2023
十勝岳シバイてきた。
富良野・美瑛にいると、雨以外毎日こいつが見える。こねーのかオイ!と噴煙に笑われ無言の圧を受けていた。
天気良くなる日を待ち一週間、やっと晴れた。
一昨日の日曜日が快晴だったのだが、望岳台の大駐車場は前夜には満車。坂道路肩にも車があふれる。
3か月前星撮影で来た時は、路肩の車が急斜面で輪留めが効かなかったのか、道に飛び出し事故ってた。大人気の山なんだな。

登山者の多い日曜日は避け、月曜に登ることにした。
午後から曇るので午前中が勝負。数日前頂上はツララがはってたそうだ。
目標は、高齢者最短記録チャレンジ!(気合だけね)
ヤマップで見ると、望岳台からの標準往復時間6時間35分、距離10.4km、登坂1143m、体力度3。

おら、登山はど素人。ただ野生育ちという意味不明な自信だけ。
山グッズも持ってなく、先日友人に誘われた登山で初めてストックだけ買った。でも使ったことが無いw
今日の装備は、激安トレッキングシューズ(3800円)、ユニクロのチノパンとシャツ、アマゾンの3kg小物バッグ(1980円)、フィリピンでもらった帽子、ドンキの靴下、天然水500ml1本。。安いべ。あと無線機。

予想通り月曜は客少ない、駐車場は20台程だった。
朝8時過ぎ登山届記入し開始。ガチ族は5時台にスタートするので遅刻だな。
望岳台からしばらくカオスなジャリが続き無限ジグザグ、こりゃ走れねーよ。
ガレを上り中間地点の尾根まで1時間、やっと砂場となって猛チャージ。心拍150、老人限界で頭クラッ!っときたw
最後のガレ場は急斜面もあるけどこっちのほーが登りやすかった。無事登頂。
記録2時間5分。

あんぱん食って、若い娘めっけてシャッター依頼!
結構疲労顔。笑ったつもりが美女に緊張したのだ。

あれだよね。山ガールってほんと爽やかな方が多いよね。みんな持ち帰りたくなる。ネットで良く見るメンヘラ系やチャラチャラ系が非情に少ない(敵が増えるの覚悟w)。
360度見渡せ、縦走ルートが見える。来年は富良野岳>十勝岳>美瑛岳縦走やっちゃおっかな。

アマ無430MHzでCQ出したが誰も応答なし。
これ昭和新火口つったっけ?

ほんで、下りな。
おらガレの岩飛びが大好きなんだけど、ここはペンギンごっこに不向き。中途半端なガレとジャリで昇りより時間かかった。
結果、往復4時間40分。
標準より1時間55分早いのだが、なんか消化不良でした。下りがね・・。
水は丁度500mlで済みましたが、能書きによるともっとあった方が良いようです。

想定外は、靴下。
ドンキの5足680円物。やっぱ物が悪すぎた。
摩擦で擦り傷祭り。温泉で痛みをこらえゆっくり癒しました。やっぱ靴と靴下はちゃんとしたの買おっかな。
しかし引退後4年間なんの運動もしてねー。それにここ3カ月はキャンカーの周り動くだけだもんな。無事で良かったわ。
そんなんで十勝岳君、完了なり。体重1.5kg減。

美瑛の丘セブンスターの木から撮った夕日動画のっけときます。
↓美瑛夕日・セブンスターの木(パッチワークの路)

そろそろ美瑛を離れようと思ってます。次は層雲峡の紅葉を狙ってるのですが今年はどうも遅いらしく悩む。
あと前半戦に積丹をスルーしちゃって積丹ブルーを見てないのよね。
もっかい西に戻るかな、、途中、羊蹄山やアンヌプリあたりで山遊びしながら紅葉見れるかなあ。
苫小牧のみよちゃんにも再会したいし、、あーあーいつになったら函館行けるやら。

(^^)/

まろの北海道放浪記 Day90~Day96

2023-09-26 08:01:45 | 北海道放浪2023
富良野、美瑛にもー2週間いる。
美瑛が長い。
ブログほったらかしで、ジモピーと戯れたり、温泉巡ったり、美食探したり、STVに取材されたり、あれこれいろいろやってました。
昨日は十勝岳登山タイムアタックしてヘロヘロ、飲み屋へ行く足が動かず、やっとパソいじりとなりました。

美瑛はパノラマロードもパッチワークの路も山も街も、名所は全部ナビいらずで廻れる様になっちまったよ。

とりあえず、ネタ一杯溜まっちゃったんで前回以降を記事分けして順にアップします。
まずこれは富良野に居た時の残り。
↓ニングルテラス(新富良野プリンスホテル)
プリンス前のニングルテラス、ここカップル向けね。店舗になっている各工房で色々体験でき暇あれば何時間でも居れる。夜の撮影時は中華軍団に征服されてちょっと雰囲気台無しでした。

↓昼間覗いたら日本人メインでした




そしてここは40年程前、スキーで何度か来た場所。
ホテル裏のロープウェイ乗り場でゲレンデを見上げしみじみ。当時FISワールドカップ開催で盛り上がったコース、大回転コースをノンストップで降りるのが爽快でした。
↓ホテル内記念パネルより


バブルが始まっていて、スキー部員70人にコンパニオン30人上げて大盤振る舞い。会社の厚生費でいろんな費用が賄えた良き時代でした。
パニオンの慶子ちゃん、翌日一緒に滑ったら、後日東京まで追尾され人生も滑っちゃうところでしたw

白金温泉にて。
(^^)/

まろの北海道放浪記 Day86~Day89

2023-09-20 06:18:35 | 北海道放浪2023
美瑛にいます。
富良野(南富良野、中富良野、上富良野)には一週間いました。
道の駅・南富良野以外は安心便利な車中泊場所が無く苦労、結局夜間は、日の出公園やプリンスホテルの駐車場(車中泊は禁止)メインで過ごしてました。
街中の公園や峠の展望台、ファーム富田の町営無料駐車場も使えますが、かなり不気味、トイレ夜間閉鎖もありパス。有料キャンプ場は気に入ったのが無くスルーでした。

2カ月ぶりに美瑛に入り、駅横の道の駅・美瑛丘のくらに入ったのですが、前回より駐車エリアが半減。20台程のキャパしかなくキャンカー難民多発、駅の無料駐車場や20km離れた白金ビルケに避難してました。
豪雨と洪水警報をじっと耐え、車中でアマプラ映画三昧。
明日からやっと晴れ予報。

↓上富良野・日の出公園展望台で早朝撮影
午前6時、朝霧の中飛び立った気球はゆっくり旭川方面に消えて行きました。

日が上がりフラワーガーデンに蝶が乱舞。その姿、妖精の如し!
動画も撮ったんであげときます。カメラ近くでゆらゆら飛ぶ蝶カワイイよ(^^)/
雰囲気出すために120fpsスローでヒーリング系に仕上げてみました。映像最後のみ30fpsの標準速です。

↓初秋の妖精たち(上富良野・日の出公園展望台)
富良野の主役・ラベンダーの時期が終わりどこもハゲ畑。皆さん嘆いてましたがそのパワーはメロンやワイン、B級グルメラッシュに変わるだけ。みんな旗がある所が大好き。金使いが対象に拠らず滞在時間に比例する、従順な優等生さまたちです。
この公園は2日居ましたが、他客はイギリス人の若いカップルだけでした。成田からワンボックスレンターカーで直接北海道入り、ずっと公園を点々としてしてるそうです。急ぐ様子も無く、タダでプライスレスな時間と空気をたっぷり味わっていました。

もう一つ、プリンスホテルのニングルテラスも動画撮りしたのですが、全域が中華ツアー大隊の支配下にあり、カオス空間化、その空気は森と言うより中華街w。編集はカット地獄、苦労してます。
別途アップ予定。


富良野では友人向けお土産発送ミッションもあり、メロン、プリン、ワイン、ジャガイモ、玉ねぎ、南瓜、どれにするか悩むも結局定番のメロンに。
直売所4カ所とマルシェを巡り調査&試食した結果、JA規格品も非規格品も味は同じ。あと観光コースのファーム富田はオール3割高で試食すらなし、感じわるぅ。直売所でゴネてたら生産者から直接買う方法も分かり勉強になりました。暇人の勝利(^^)

そんなわけで、今、道の駅・白金ビルケにいます。
昨日、雨の中、美瑛の丘各所をロケハン、夕日&星景ポイント調査完了。平日の白金温泉は客が少なく風呂貸し切り状態、ゆったり気持ち良いです。
今回放浪旅2回目の美瑛、穴場探してあっちこっち廻って見ます。
コンディション次第で十勝岳登山も視野なり。

(^^)/

まろの北海道放浪記 Day83~Day85

2023-09-14 14:51:18 | 北海道放浪2023
いやいや、まーよく降るばい。南富良野は今日も豪雨です。
この夏の北海道、こんな天候不順は過去なかったよーと地元民も嘆きます。
昨日ちょっとだけ日が差したので、前回予告通り「鉄道員(ぽっぽや)」のロケセット、動画版、ガチ撮影してきました。
映画をご覧になった方は、いろんな感動シーンが浮かんでくると思います。

↓乙松(高倉健)と死んだはずの雪子(広末涼子)

↓幌舞駅動画
来訪客の合間を縫って長時間撮影となりました。
現場でお会いした富良野ガイドのおじさん、南富良野町情報プラザの方、ロケセット維持にご尽力されている地元婦人会の皆様、大変お世話になりました。
この名作と南富良野の情調が少しでも残せればと思います。

映画は、内外で多くの賞を受賞し、高倉健さんの代表的遺作となりました。この動画は健さんへのレクイエムでもあります。
執務机の上に缶コーヒーがある理由は映画を見ると解ります。
後半を静かに盛り上げてみましたので、最後までご覧いただくと幸いです。

終盤に差し込んだ、来訪客が記す「鉄道ノート」の最新ページ。
どちらの方か2日前に記された一文と雪子だろう少女の絵がありました。
そこには映画の軸でありエッセンスとなった、時代の変化と変わらぬ人間愛、乙松が見た雪子の幻、、廃線の哀愁に絡め見事に表現されていました。
以下、拝借します。
ーーー
2023.9.11
「鉄道員」の時代設定はいつなのだろうか?
分割民営化で、管理職と組合員は決定的に分列してしまった、、、
「幻の駅」の舞台となったこの駅も、
あと一年で幻となる。
10年前列車の車窓から見たこの駅は本当にあったのだろうか、、。
ーーー

映画を見てない方は是非見てね。すれば、この動画も美味しさ倍増、撮った甲斐ありです。

(^^)/

まろの北海道放浪記 Day80~Day82

2023-09-12 17:49:55 | 北海道放浪2023

今、南富良野にいます。
十勝平野の士幌から日高山脈・石狩山地を越え、富良野盆地に入りました。
日高山脈を境に、道東と比較すると気温も高くなり、山の空気は静かです。
北海道の魅力の一つはこのバリエーションの豊かさですよね。
でも、今日は記録的大雨警報が出て身動き取れず。

富良野に入り、悲しいニュースが入ってきました。
9/8から開催されていた北海道4市17町532㎞を巡るロードバイクのレース、ツール・ド・北海道第一ステージで、上富良野で死亡事故があり、第二、第三ステージを待たず大会中止となってしまいました。
現場で友人のチーム右京を応援しようと思ってたのですが、右京はコースレイアウトが危険すぎると出場を辞退していました。
彼はF1現役時代、サーキットで亡くなる多くの仲間を見て、いずれは自分と思い引退。この話をするとき彼はいつも悲しく身を削るような面持ちになります。その後富士山の訓練で仲間を死なせてしまい深く悩み、今は安全意識が非常に高く危険回避を第一優先にしています。
道の駅にロードバイカーが大勢いたので聞くと、上富良野R291の山岳カーブ下りで集団を追い越そうと対向車線に膨らんだ選手が車と正面衝突。東京から参加した中央大の学生でした。
運営が片側車線しか規制しなかったのは異例。主催側の業務上過失傷害が問われそうです。UCIポイントが取れる重要な大会、今後の大会運営見直しが必須です。
ご冥福をお祈りします。

さて、南富良野は小さな町、定番は「かなやま湖」と「映画・鉄道員(ぽっぽや)」ロケ地。他にも日本で初めてポテトチップの量産に成功した小池屋の工場などがあります。
かなやま湖はオートキャンプ場があり見学。大変綺麗な湖畔のキャンプ場で、この先2ヵ月は週末が全部予約で埋まってました。そして熊さんが大活躍、湖周辺あちこちに連日の熊出没情報の掲示がありました。一昨日は3頭目撃と"(-""-)"
もしや、これなら、初めて野生の生クマに会えるかと期待し、キャンプ場から離れ誰もいない湖畔に降りてみると、、居ました。
水際に人間が一頭w

聞くと、対岸に降りてくる熊さんを待ち撮影してるのだそうです。
って、あんたおいらが熊だったらどーすんのよ?。まーおらもアフォだが。
キャンプ場は平日に使ってみようと思います。

で、やっぱ良かったのは、ぽっぽやのロケセット。
舞台となった幌舞駅(実名は幾寅駅)にロケセットがそのまま残され、じっくり味わうことができました。
鉄ヲタにも映画ヲタにも大人気の場所のようですが、この路線、2016年の台風被害で運行が停止、来年2024年3月、廃線が決まっています。
駅舎の中を含めセットは経年で少しずつ形を変えています。地元婦人会などの尽力で何とか維持されてきましたが、廃線以降、この情景が残る保証はなく、見るなら今のうちかもしれません。
明日再訪してゆっくり動画撮影、記録映像として残そうと思います。
今日はまず写真で。

↓日本アカデミー賞を総なめ、健さんの代表的遺作となった
↓現在の幌舞駅ホーム。2016年の災害から運行停止中

↓映画のままの幌舞駅
↓映画で使われたキハ40
↓炭鉱夫たちが利用しただるま屋食堂もそのまま
↓妻・静江が急病の子供・雪子を病院へ。
夫・乙松は駅業務を優先し死に目に会えず。静江の最期も同じだった。
↓無念の乙松は笛で雪子を送る
↓こっちは別のケンさん。九州から来た炭堀、だるま屋で地元炭鉱夫ともめる。その後ケンさんは落盤事故で亡くなる。

↓ロケ休憩ショット(雪子の幼少シーン)
ロケ休憩ショット(雪子の高校生シーン)
↓おまけ、居酒屋兆次のパネルもあった


木造で残る駅舎は北海道でもここが最後のようで、実に味があります。
駅舎の中には映画で使われた沢山の品があり、これも明日動画撮りのつもり。

映画もそうでしたが、人を想う心、人情ってホント良いですよね。
キャンプ場見学の時、歩道にタバコ一箱が落ちてました。おらが放置して進むと、後ろから来たお嬢さんが、タバコ落とされましたよーって声掛けてくれました。あ、それ、私のじゃないですと答えると、彼女はキチンと受付に届けに行ってました。(普通ならキモくて触らないかゴミ箱行き)。おらが無視したせいでカッコ悪い思いをさせた形。遠目に見た表情にはなんであんたが拾わないの!が見えた。
戻る際、彼女とすれ違い、「ゴメンね私が拾うべきだったね、ありがとうね」と声掛けると、彼女は一気に笑顔になり、いーんです、と。。
短いやり取りでしたが、お互い素直な一言で救い救われる、鎧を解く簡単な勇気や思いやりが人を幸せにするコツなんでしょうね。
近くで見たら美人で2倍得でしたw

道の駅南富良野に居ると陸自車両がひっきりなしに立ち寄ります。
富良野には第4特科群・第2戦車連隊(野戦特化部隊)があって、最後の203mm砲戦車を運用している。今はミサイル戦の時代、今年度いっぱいで4特群は廃止となるはずで隊員捕まえてどこに編入されるのか聞くも内緒だったw。機密なのかな。
↓時代に合わせ配備の進む16式戦車(105mm砲)
映画シンゴジラでは多摩川丸子橋でじゃんじゃんぶっ放してましたがゴジラ様には蚊の役にも立たずw
お努めご苦労様。

ほんじゃ雨止むまで潜伏します。

(^^)/

まろの北海道放浪記 Day74~Day79

2023-09-09 18:22:13 | 北海道放浪2023
視界良好!西村彗星(C/2023 P1 )いてまうでーー!
昨日、北海道弟子屈町・900草原からのアンドロメダ。


今、士幌にいます。
当選した厚岸ウィスキーを受け取るため、足寄→阿寒→弟子屈→厚岸ルートで勝利の厚岸凱旋。競争率は13倍でした。
道の駅厚岸で世話になった案内嬢に当選報告。えらい喜んでくれました。本人は毎年応募してるのに全然当たらないのだそうだ。ネットの転売サイトでは順調に値上がりが始まっている。

厚岸まで戻ったのはもう一つ目的があった。
先月発見された西村彗星をシバクこと。道東エリアはここ数週間天候悪かったのだが、おらの帰還に合わせピーカンが来た!
この彗星、全国のマニアが狙ってるのだが天候悪くなかなかチャンスが無い。こりゃ北海道にいる暇人の任務だべ。

撮影地に選んだのは、弟子屈町の900草原展望台。
ほぼ地平線が見通せるため、早朝薄明前の彗星仰角(0度~10度)を狙うに絶好ポイント。
薄明が邪魔するので、撮影チャンスは1時間のみ。ミスは許されない。
本番前日入りしてロケハン。準備OK。

暇だったので水道借りて洗車も完了。

深夜AM3時、外気温7℃!、戦闘開始。
外に1分いるだけで手がかじかむだよ。夏だぞ。昼間下界は30℃だったんだぞ。3月以来のFFヒーターをONにした。

彗星追尾は、ASIairとSharpCapProの両建てで実施。鏡筒はRedcat51。
SharpCapの彗星アライメントがしょっちゅーロストして四苦八苦。1月のZTF彗星の時は高高度で長時間追尾できたけど、西村君は短時間勝負、長時間スタックはあきらめた。(あと、おら事後コンポジットはやらない派)

ほんで撮れたのがこれっす。
9/8,早朝。まず西村彗星が地平線から現れるまで、アンドロメダとプレアデス星団でウォームアップ。
↓アンドロメダ大銀河(トップ画像と同じ)

↓プレアデス星団
淡い星間ガスがいーー感じです。

ほんで、本チャンの西村彗星。
↓西村彗星(SharpCap、Gain240、30s、10スタック)


↓右の色かぶりは直下の根室の光害

いやーー、テイルが長い!。焦点距離250mmに入りません。
拡大するとダストテイルとイオンテイルの分離が確認できます。
10日前、釧路湿原展望台で狙うも雲に祟られアウト。やっと西村君に会えました。

9/16には、今度は夕刻、日没直後、西の空の地平線上に見えるはずです。一気に2等級まで増光見込み。仰角5度前後で狙える場所を探します。

あと、900草原からの朝日と、阿寒温泉の近くで撮った雄阿寒岳の動画貼っときます。

↓弟子屈900草原・朝日
↓雄阿寒岳

阿寒エリアは鹿密度がすごいです。
夕べ峠を越える間、数えてみました。路肩からダイブしそうな鹿と横断鹿、計52頭に遭遇。その分だけ衝突予防のブレーキ踏みました。
他にも、キツネ、エゾリス、ネズミがちょこちょこ横断します。
あと、コウモリがフロントガラスで自決、ワイパーに引っ掛かって峠降りるまでにらめっこでした。
北海道の田舎道は皆さん法定速度を守りません。下道のエチケットスピードが80Kmh、それ以下はじゃんじゃん追い越しかけられます。
とにかく1台でも前に行こうという執念が半端ないです。病気です。
知床走ってた時、反対車線から追い越しかけて来た車が、まろ号の正面に突っ込んできて、おらの急ブレーキで正面衝突を回避。
一昨日は、まろ号の1台前を行った軽自動車が鹿に激突。女性だったので停車して声をかけると、大丈夫です、と慣れっこの様子でした。
みんな衝突覚悟で走ってるんだな。恐ろしや。
でも、おらも急ブレーキで車内のポタ電を既に3回ぶっ飛ばしてる((+_+))

これから天候を見て、帯広か富良野方面に向かおうと思います♬。

(^^)/


まろの北海道放浪記 Day68~Day73

2023-09-04 23:04:17 | 北海道放浪2023
うひょひょーーーい!
厚岸ウィスキー「白露」当選したぞーーい!
9/2までに当選者通知が来ると聞いてたので、アウトと思ってたら今日身内から連絡きた「当たっとるでー」(^^)/
競争率13倍に勝ったぞー。応募時、スタッフにかけた大人のおまじないが効いたなこりゃ。
山崎ばりに行けば、40年後〇千万円かw(本気じゃないよ)、てか、おいら生きてないw
8月末販売開始、速攻在庫切れ、今メルカリでは3万円前後ですね。


でだ、また厚岸に戻らんといかん(受取りは手渡し+当選通知+身分証明)。
9/2までに分かれば近くの釧路におったのだが、ハズレたなと思い、山を越え峠を越え、逆方向の足寄まで来てしまった。
超高速参勤交代で戻るわ。当選通知は自宅から厚岸のヤマト営業所に送ってもらう。

てなわけで、今足寄町にいます。
宗男ちゃん(鈴木宗男)と千春ちゃん(松山千春)の出た町です。
道の駅あしょろ銀河ホール21は、ほぼ千春博物館。外も中も千春だらけですw。
直ぐ近くに千春の生家があるんすが、興味ないのでスルー。

で、それまで釧路・阿寒にいたわけですが、まー晴れない、まーよく降る。
このへん道東南側は、太平洋高気圧の暖気が入り、千島海流の冷えた親潮が熱交換するため連日雨&霧なのです。
6日間粘り、根切れ寸前、やっと昨日、奇跡の晴れが来ました。

でもまたこの先もコレな↓

諦めて、道央に向かいました。
道南さきっちょの襟裳岬は捨てました。同じ気候なのでね。

釧路→阿寒→足寄。週末は富良野にいるつもり(だった)。
釧路、阿寒で晴れ間に撮った写真のっけときまーす。

↓啄木像(釧路港文館)
↓タッキーは堅物だった


↓資料館に啄木が送った年賀状があり。
宛先がなんとおらの埼玉ベースの近所だった。あんなど田舎に文化人いたのか。

↓防災訓練の終わった海保ちゃん(釧路港)

9/1が防災の日だったので、国の道具たちは全国的に訓練アピールします。
自衛隊、警察、消防、医療機関、自治体本部、あとJAXAや米軍までも、なんでも出てきます。おらたちの税金が入ってるところはポーズが重要なのです。
現役時あちこちのドリルを支援したのですが、同じ被災者でも組織によって呼び方が違ったりします。要救護者、傷病者、死亡者等々、其々のミッションと判定責任により異なります。海保や自衛隊では死亡者を発見しても要救護者。、、まろをめっけたら要駆除者。

阿寒は国道走ってると周りの湿地のいたるところにタンチョウ鶴さんがいます。撮り放題です。

釧路では、定番スポット幣舞橋(ぬさまいばし)の夕日は外せません。
これのために晴れ待ち6日粘ったのだw
天体アプリで日没角度を調べ、279度。昼間にロケハンしてポイント確保した。

↓幣舞橋上流側護岸より
↓幣舞橋上歩道より
↓鑑賞客、ピークで橋上に50人くらいいた
↓こんな感じで撮ってます(まろチャリが邪魔w)
おらの後ろに、ごっつい望遠レンズのプロ系おっちゃんいたんで話したら、フォトコンの優勝者だった。まろも応募して勝負しちゃおかな。

そして、夕日バカのまろ、いつものように動画貼っときます。
今回はサンセット・レインボーも出てますね。動画最後の方で良く見えてます。太陽の周囲に輪のように出る虹で、天候が崩れる前兆とされてます。(空中の水滴がプリズムとなって発生する分光現象)

↓幣舞橋上流側護岸より動画撮影

最後に、釧路エリアの車中泊情報をちょっと。
釧路は道の駅が街中に無く、15Km離れた白糠町「道の駅・恋問」か、20Km先の「道の駅・阿寒タンチョウの里」しかありません。
何故もっと中心地に作らないのだ?空き地はあるのに。キャンカーや周遊仲間はこのせいで釧路はワンストップで去って行きます。
とても良い街なのにホントもったない。
まろはこの2つの道の駅と市内を往復する毎日でした。市内にキャンプ場もあるのですが、設備が車中泊向けではなかったのでスルー。
あったまきたので、ド中心地にいくつか見つけ休憩利用しました。来年用にメモっときます。
  • 港文館(啄木資料館)裏の大駐車場(無料、トイレ有)
  • 幣舞橋(ぬさまいばし)上流側の広い護岸(無料、トイレ有)
  • 釧路フィッシャーマンズワーフMOOの駐車場(有料MAX1700円日、トイレ有)
トイレは公衆トイレなので最低限の機能ですが、夜釣り駐車客もまーまー居て孤立感はなし。ただ当然のこと車中泊用スペースではありません。

道の駅恋問にいたら、突然制服のカワイイJCが現れインタビューされた。
「あの、白糠町を盛り上げるために何かご意見ください♪」
どうも夏休みの研究活動らしい。
まろの回答:温泉、恋人鍵ジャラネット付見晴台、美味い焼き鳥屋と綺麗どころの居る飲み屋、、と答えたら、、もーいーですって陰から先生が登場した。白糠中学校の生徒さん、とっても礼儀正しい良い子でした。

あとネットで繋がってる地元民から、MOO行ったらサンドイッチ屋の店員が激美人だから突撃しろ!と言われ散々探したのだが捕獲できず。心残りとなった。
釧路は飲食店が大変充実している。こっちの探検は来年の宿題だ。

ほんなわけで、まろ、厚岸へUターンします。

(^^)/

まろの北海道放浪記 Day67

2023-08-28 18:23:36 | 北海道放浪2023
厚岸(あっけし)にいます。
釧路へ向かってるのですが、ここの道の駅のロケーションとセンスがツボってしまいました。昼は街ぷら、深夜はテラスから海を眺めて瞑想してます。

厚岸って牡蠣の名産地なんですね。知らなかった。
街中牡蠣だらけ。日本で唯一、一年中生ガキが食べれる場所。
あとウィスキー蒸留所。「厚岸」ブランドでウィスキー界に旋風を巻き起こしています。

↓厚岸牡蠣


牡蠣は若いころ大好きでした。都内の有名どころを片っ端から回りましたが、五反田の東京オイスターバーで被爆。その後、牡蠣研究の権威の方に、あの中身は川から下る人糞の塊だ、究極のエコシステムだ!
おまえたちは人間の糞を食ってんだよ。と力説され、、疎遠となっちゃいました。
まあ、漁場の違いで養分の元も幅があるでしょうが、貝類は基本同じですよね。料理や味噌汁でも取りすぎに注意してます。

で、おいらウィスキー好きなんで、ちょっとこっちを攻めてみました。

↓厚岸ウィスキー(道の駅内のバル)

都会のバーでたまに見ることはあったのですが、どこぞの紛い物か中華品かと思ってスルーしてましたw

実は、先日根室の明治公園で車中泊してたとき、散歩中の地元おっちゃんと長話になり、釧路行くなら途中の厚岸で息子が蒸留所に居るから寄ってけ、と言われてました。
息子さんは元プロ野球ヤクルトの選手(広沢と同期)、引退後、厚岸蒸留所に入ったとのこと。

どうせ見学コースがあるだろーと調べたら、無し。
一つだけ道の駅で募集する限定見学ツアーがあるんだが、次回は9月の指定日のみ。
厚岸ウィスキーは生産量が少なく希少価値で超人気、ここ厚岸でも購入することが困難と判り、そーだ、本丸のおっちゃんの息子を訪ねてみようとなったわけ。

行ったよ。街から山側に入ったところにありました。
↓厚岸蒸留所


2016年創業開始、ジャパニーズウィスキーの新鋭、厚岸ウィスキーの蒸留所です。
ゲートに入る社員らしき方をとっつかまえて、すみません〇〇さんのお父さんに紹介されて来たんですが、いらっしゃいますか?
社員さんニコッ!っとして、あーうちにいますよ。でも今日(昨日ね)は日曜なので休みです・・ゲッ。
あれこれ粘ると、今年のニューボーン品「白露」の抽選会をやってるとのことで速攻申込にいった。
↓エーウロコにある抽選申込

当選発表は9月。限定70本。手渡しが条件。。そして応募者は既に1000人超。
もう一カ所の会場でも応募してて、さらに当選確率が下がる。
凄い人気ですねと聞くと、スタッフ曰く、みんな高額転売目的ですよ。と。
当たれー!、、でも9月またここに戻ってこなくてはいかん。

とりあえず、道の駅で試飲してみました。
↓マリアージュでテイクアウト
↓こっちは店内1ショット(30mml)の価格
高いのはシングルモルト、安いのはブレンデッド


厚岸、風情のあるとても良い街です。
いろいろ廻って見ました。漁港、愛冠岬、キャンプ場、厚岸神社。。霧多布岬はスルー。






港の護岸で釣り中の地元家族とまったり話。お父さん、5年生の坊やにおばーちゃん。カレイが釣れておばーちゃんが手際良くさばいて食べさせてくれました。
北海道は、人も時間も日本じゃないのではとしょっちゅー感じます。。でも、きっとこれが元々の日本人であり風土なんでしょうね(^^)
ホスピタリティに乾杯♬

気象予報見てたら、阿寒エリアが雲抜けそうで、これから早朝の西村彗星(先月発見され9月初旬眼視レベルまで増光見込み)を狙いに遠方の山中へ移動します。北海道の緯度は本州より5度から10度高いので国内ベストロケーションなのです。地の利は使わないとね。釧路からまた離れちゃうし、霧が出ちゃうかも、、でも後悔しないようにGO!。

(^^)/

まろの北海道放浪記 Day64~Day66

2023-08-26 22:56:21 | 北海道放浪2023
根室カニ祭り、初日完了。
ここは花咲ガニの聖地、幻のカニと言われるヤドカリの化け物。
ピークシーズンは7月~9月で、今ど真ん中。
試食しまくりました。タダで腹いっぱいなっちゃったよ。

蟹ソムリエ?まろのテイスティング結果は、、よく言えばあっさり、悪く言えばパンチ不足。オホーツクのカニカマの甘味を減らした感じです。
ネットではそれなりに評価が高いですが、これは好みの問題だな。

稚内で毛ガニとズワイ食って、枝幸でまた毛ガニ食って、もーいーわと思ってたのだが、根室のマストと言われ義理食い。

花咲軍団、貼っとくー!どうぞ2次元で味わってくださいw







朝、お祭り前にはカニハンターがテントに大挙。ケースが飛ぶように売れてました。
↓祭のオープニング
カニさんもちびっ子さんもお疲れ様でした。

で、おら的には自衛艦の体験航海の方が楽しかった。
掃海艇「いずしま」に乗ることができました。
↓いずしま(大湊地方隊隷下函館基地隊所属)

昨年の知床観光船の事故、KAZU1号沈没の際、何日も捜索が難航する中、現場海底に横たわる該船を発見した船です。
艦載ROV(機雷捜索掃討用無人潜水機 )を投入し、その映像は大きなニュースになりました。
今日は根室沖5マイル程出しゆっくり7ノットで航行。最大船速は14ノットしか出ず、エンジンも2基で1800馬力です。
おらが乗ってたカジキボートの半分でちょっと物足りない。でも、機雷除去が主目的なんでしょーがない。
事前交渉し船内写真はOK。機密部分はダメ。調子こいてライブ配信許可を依頼したがアウトでしたw。
艇長は、防衛大出身着任3年目の若手。これから士官コースを歩みます。

隊員の皆さんに、作戦行動時のフォーメーションや役割等色々聞きました。
掃海艇は戦闘能力がないため、有事の際は航空機群が最初に対応、護衛艦群が続き、丸腰の掃海艇はそれに守られ活動するそうです。
船首のバルカン砲は、有事の対戦や威嚇のためではなく、機雷を爆破するだけのものです。
↓機雷処理

↓KAZU1を発見・撮影したROVがこれです

この掃海艇は木造船で、数年後神戸に回航され退役となるそうです。その後はFRPの新造船が予定されていて「えのしま」という船が就役するとのこと。
まろも船乗りなのでいーーっぱい話を聞きましたが、ヲタ度高いので写真だけ貼っときまっす。
↓操船は役割毎3人で行います
手前から、操舵、船速、機関コントロール。
↓海保の「くなしり」と「かりば」が出航を見守ります

船上では、気の利いた出し物がありました。
↓ラッパ

↓手旗信号
↓おまけ、いずしまデッキから見たまろ号w

もう日本近海には機雷はありませんが、いざという時のため訓練は欠かしません。平時の今は主に災害派遣や海難事故の探索等で活躍してくれています。

そんなわけで、根室カニ祭りでした。
明日もあるけど、全部見ちゃったんで釧路方面へ移動開始しました。
今、厚岸にいます。ここの道の駅素晴らしいですね。13年連続北海道道の駅No1(じゃらん飲食部門)なだけある。
あと、厚岸は9月中旬、天皇皇后両陛下が来られるそうだ。待ってようかな~。

(^^)/