お先に下山します☆彡

目指せ!エンディングノート(*^^)v

ヨットフィッシングなどなど

2021-05-11 20:13:07 | ヨット

みなさまこんにちは。今年は梅雨入り早そうですねー。

小生のヨット仲間はみんなアブ。型にハマることが大嫌い。レースでもクルージングでも、なにを盛るか、だれもやらないことに異常な執着があります。

通常、ガチレーサーはヨットバカの狭いコミュニティの中でヲタを極めます。業界ではこの人たちをヨット乞食と呼びます。車の世界だとあれこれマシンスペックやチューニングの沼で自己満する人種に似てます。。コレ、我々には大変居心地悪く、基本こまっけー事や連中はスルーしちゃいます。それでもあちこちのレースを勝っちゃうので誰も文句いいません。もちろん、リグ調整や風読み、レース戦略はキチンと押さえてます。男は黙って結果で示す!外見アフォだけど中身はみんなテクニシャンなんです。。レーサー育ちはレースだけ楽しむ人がほとんどですが、我々はちょっと違ってました。

  • ハードなガチレースでもゲスト女性乗っけちゃう
  • 外洋レース中にカジキ釣っちゃう
  • ハワイからの国家使節団の船に乗り上げちゃう
  • 横須賀港、米国第7艦隊、武装警戒艇とチェイスしちゃう
  • etc、etc

良くも悪くも、アブでギリなボーダー種族。。硬派なヨットマンたちからすれば、ぼくたち怪しいパイレーツ集団。各マリーナには名誉の歴代優勝プレートが貼られてますが、、海保にも反省写真が事案毎にストックされちゃってるw。変な奴らです。

今回は、そんな奴らのヨットフィッシング風景。

基本モーターボートでやる釣りは全部できます。一番楽なのがトローリング。。クルージングスピードが5~8ノットでトローリングに最適なのです。。船尾にルアーを流して放置するだけ。青物がじゃんじゃん釣れます。残念なことに東京湾や相模湾の近海トローリング釣りは禁止されてしまいました。

我々の特徴は、大型100kg越えのビッグゲームにも対応できること。マグロ、カジキタックルで固めます。

連休は島めぐり計画を組み、伊豆諸島を廻ります。

東京>横浜>館山>三崎>江の島>熱海>稲取>下田>新島>三宅島、、このへんに寄港・宿泊しながら、各地で新客乗せたり、クルーが入れ替わったりします。ダイバーをタダで島へ運んであげたりもします。。セーリング中は暇、与太話以外、大体酒か釣りしかありません。

釣り天国が始まるのは伊豆大島を過ぎる頃から。。まず、本ガツオが秒速でかかります。いくらでも釣れるので食える本数で抑えますw。利島、ウドネを越えるあたりから黒潮分枝流が入り、マグロやカジキが狙えるようになります。。普通のヨット族は小物で楽しむのですが、我々は逆なんです。

ここはヒョウタン瀬、海底200mに台形の棚がありカジキが集まるポイント。気が抜けません。

↓新島から式根島に向かう途中、何かが食ってきました。。おいらが巻き巻き。マグロ系のフッキングとバラさない寄せ方はちょっぴりコツがあります。

ドラグ固めを元気よく走るので、大物対応のハーネスジャケットを付けます。。が、、ちっこかったw

↓60cm程小ぶりのメジマグロ(クロマグロの幼魚)。ヨコワ模様が綺麗ですねえ。

↓25㎝のカジキ用ルアーに来ました。。腹パンパンすねー

↓内臓抜いて、胃袋見てみると、、、

↓飲み込んだばかりアジが。一匹で二匹おいしい、こっちも美味しくいただきました。

実際、こっちのアジのほーが美味かった。

と、こんな感じで暇つぶししてるわけです。。遠征中のヨットフィッシングは魚が欲しいというより、釣ってサバく、暇つぶしの、オモチャが欲しいのですw


各寄港地、基本、温泉に入ります。。場所ごとにいろんな特色があって楽しいです。

↓ここは新島。パルテノン宮殿を模した温泉。。国際的すね。混浴いいですねえ。(真ん中がおいら)

いつも新島新港に停泊します。。船からちょいと潜れば、ウニや伊勢海老が無尽蔵ww

海の透明度が良く、船上から海底のウニ君たちはシースルー。こっちこーーいって呼んでくれます。

伊勢海老は昼間は岩影や消波ブロックに潜んでます。夜は捕食で出てきます。。地域ごとにローカルルールがあるので守りましょう。あと、深追いしてはいけません、友人はブロックで大腿部に大けがを負い、コードブルー、ドクヘリで都内広尾病院まで救急搬送されました。

↓ガザミちゃん。護岸のあちこちをいっぱい散歩してます。

味噌汁にする方が多いですが、蟹ミソの濃厚さは蟹業界トップクラス。塩ゆでにしてミソと酒が最高です。

↓こっちは島の裏側。

日本のノースショア、羽伏浦海岸です。。サーフィンのオリンピックに最適地、IOCの視察もあり、ここでやるかと思ったのですが、利便性で千葉一宮町の釣ヶ崎海岸になってしまいました。

かつて、おいらもサーファー時代があった。海外遠征も。沁みるねー。

島内移動は車が無いとキツイ。都内から廃車寸前のボロ車を持ち込みみんなで共有。大変重宝してます。

ここの車は品川ナンバーなんですよー。都会の一部なんです。


↓こっちは東京湾内クルーズ。。花火シーズンになると女性ゲストが増えます。。打上海面まで姫様たちを運びます。

帆走中、デッキで寝るのは最高のリラクシゼーション。重力から解放されます。。ただ、ヨットに呼ばれたらヒールで来たらいけませんw。今時のお嬢さんの無敵!な神経を感じますw。

↓お嬢様たちは操船がマスト。

↓連休はこんな状態になります。

ここは三崎港、うらり前、係留キャパオーバーで、でっかい船(我々)が内側に入り、外側に他人の船を抱きます。。ご覧のようにもやいロープの密祭り。。船中泊してると頭上が通り道になります。。朝は、外が出ないと出港できません。。同じビット(護岸上のクイ)に複数の艇がもやいます。周囲の艇の出港時間を確認し遅い順にノットを重ねるのがシーマンルールです。。ここ、船からタコがじゃんじゃん釣れます。

↓船の横を食べて食べてーと優雅に泳いでました。。小ぶりですが塩もみして刺身~(^^♪酒のアテに最高。

↓江の島ヨットハーバーゲストバースから日の入り風景

文才無く、いつも長々とすみません。

↓お口直しにどうぞ!(^^)!

とっても熱い、サムイ島にて。

 


レディ・クリスタル

2021-04-16 13:42:25 | ヨット

ある日、レース仲間と悪だくみ、、この船まるごと借りちまおうかぁーw

で、貸り切ってみました。

↓近づくと、、まあまあでかい。

はいコレ。萌え萌え、気分屋さん達に大人気の天王洲アイルの妖精、レディ・クリスタルです。。夜景ツアーや小金持ちのプライベートパーティなんかにも良く使われます。

日本最大の客船・飛鳥Ⅱを運行する日本郵船が所有してましたが、数年前売却しちゃいました。200人乗りで4フロアーあり、内装も綺麗にデコレーションされた優雅なクルーザー。。いつものレース後、チームメンバー5人の与太話で、あの船借りちまおうか!?と冗談言ってたら、メンバーに裏技系の魔法使いがいて、トントン進みご成約と相成りました。

これで銀座のママさん赤坂のキャバさん六本のオカマちゃん、メンバーの愛人、、あれこれ束で呼べるーーとハリキッタのですが、、、。

5人のポケットでは荷が重く、結局、所属のヨットクラブ全員&ご家族・ゲスト様好きなだけ集合~♪なイベントとなってしまいました。

だがそれはそれで一大事、ある意味ホスト役なので責任重い。レセプションや、出し物、シナリオどーすんべーと。。小生は出し物を担当、地元からビッグバンドを呼ぶことに。なにやらクリスタルでもバンドが入るのは初だそうだ。人数多いし楽器もあるし輸送も謝礼も、、悩ましい。。業界の来賓やキーマンも多くこられるし、みんな目が肥えてるし、、失敗は許されない。

そんなこんなで当日を迎える。快晴、クルーズ日和。クリスタルも準備万端。

↓レセプション作業やっとおわって、みなさんレストラン待機、

↓クラブハウスに移動し乗船前のプレパーティ、

↓乗船開始、みんなヨットマンなので船は慣れっこ、屋形船に乗る程度の感覚でしかないw

↓キャプテンは目視点検(右端の白帽)、放置、、困ったらおれらが船動かすよ、っと。

↓エントランスは客船の小型版ですね、

↓乗船終われば好き勝手、操船室いじったり、

さっそく飲み始めたり、

↓デッキに出たり(激寒)、

キッズの世話したり、

↓ダンナをゴミ投機する相談したり、

な、感じで勝手に放置します。

で、パーティ開始

↓なんとかビッグバンド精鋭13人を船首に詰め込んだ。バンドの皆様、マスターさん窮屈ですみませんでした。最高のSwingでした(^^)/(^^)/感謝♬

会長のWelcome Aboardで開宴、

こういうときって、盛り上げ役は体育会系ってのが世の常、我々レースチームの任務だ。

が、大先輩のサルサが強烈な切れ味、先を越された。

しょーがないから、先輩に混ざってお茶を濁す、バンドの皆さんもノリノリだあ♬

一応、火付けが完了し、我々も歓談スペースへ、

船内4フロアー、あちこちで、気の向くまま、食う、飲む、駄弁る。

と、まあ、こんな感じで、お台場や豊洲沖をぐるっと回って帰ってくる。外のデッキやフライブリッジも楽しいが、この日は寒くてぬくぬく飲み飲み優先だった。

そんなわけで、粗相なく無事完了。

↓集合写真。

関係者の皆様お疲れさまあ~♬

クルーズエリアはいつも自分たちの船で見飽きてるので、景色に興味がない異常な集団でしたw。

またやりたいな、、今度は、完全大人仕様で(^^♪ ウヒヒ

 


ヨット始め

2021-04-15 00:27:57 | ヨット

ヨットねた、どこから始めよう、、ブログ開始から今まで2か月ずっと考えてたが埒開かず。まったり事始めから行くことにします。

小生は山男で海は無縁。嫁がヨットフリークで初デートが蒲郡のラグナマリーナだった。完全アウェイで全く気が進まなかったが、無理やり45フィートに乗せられ海に。2人きり。しかも夜中。。神か鬼か、チビなくせに大型艇を自在に操る嫁が別世界の宇宙人に見えた。

破天荒具合が通常の女性にあらず、小生、身の危険を感じ、安全な陸に封じ込めることにした。しかし、毎週のように海に行きたい!海に行きたい!とねだられ、死んじゃうーを連発、しなびた人魚になる痛々しさが目に余り、一応ポーズだけでもと、火消しで尾道まで行き海技免許を取ってしまった。ハメられた。。その後あれこれあったが、、まあ始まりはそういうことだ。

嫁に馬鹿にされまいと、あっちこっちのヨットスクールに通うことになる。横浜、葉山、夢の島、、有名どころのスクールをハシゴ、おやじの大事な週末はオールヨットになってしまった。

↓葉山マリーナのセールトレーニング、、お世話になりました(人''▽`)ありがとう☆

ヨットは他の趣味とやや色合いが違う。人々のライフスタイルはそれぞれでも、皆、自由の海の生命感に魅了され時間の止まるゆりかごの中で、広大で開放された世界と小さな自分を実感する。波や風、身体全体が自然のリズムに同調し、生の原点に戻される感じがする。皆、潮の匂いを3日絶つと体調が崩れる病気になってゆく。

↓今は無き浜離宮際にあった係留場所。(銀座から歩ってスグ。終電終わると船内に泊まり出勤できたw)

夏はいつも、真っ黒くろすけ、、漁師より黒いw

スクールではクルージング以外レースも体験できた。これが運の尽き、体育会系の血に火がついてしまった。

気が付けば、TDL沖合で元オリンピックコーチにしごかれる毎日、罵声の嵐、生傷絶えず、、もうおいら中年なのに、、陸の仲間がヘラヘラゴルフで豊かな休日を過ごすのを横目に、修行の沼に溺れてしまった。

幸いチームに恵まれた。ローカルレースで優勝できるようになると、調子にのって全日本含めあちこちのレースに遠征するようになりレース馬鹿になってしまった。車の運転もスタボー!と叫びまくる重症(ヨット用語で自分の進路の権利主張)。。小型艇から大型艇まで一様に乗る。カテゴリーはあるもののメジャーレースも優勝、連覇できるようになり、やっとレースの虫が一段落した。途中様々な喜怒哀楽があった、別ネタで書こう。。

↓ブログ背景にも貼ったのは東京湾海ほたる回航レース、約60チーム参加。ファーストホーム(最速トップゴール)。東京湾は各マリーナ合わせるとレースチームが数百あるが、、どのレース出ても表彰台の常連になってしまった。

余裕ができると、今度は大型モータークルーザーに手を出した。ここはとにかくヤバイ人間たちの伏魔殿。大企業のオーナから命知らずの裏世界の面々まで人材豊富w。幸いここでも仲間に恵まれ、カジキゲームでてっぺんを目指すことになる。

・・・そんな流れで今になる。

メディアに出たり協力したり、普段会えない内外多くの著名人にも会えいろいろ勉強になった。嬉しいのはみんなステータスに関係なく互いに海好きな一個人として受け入れあえることだ。

適当ランダムにupしてゆこーかと思います。

あ、トップ画像は嫁ではありません!(^^)!