北海道放浪は121日間で完了しました。
今、会津にます。
明日、南会津から塩原に入る予定です。
さて、前回予告した「剱伎衆かむゐ」の映像、短編版を仕上げたのでのっけます。
是非ご覧ください。
↓「大義 ~ Code of SAMURAI 剱伎衆かむゐ・2023慧日寺公演 」短編動画
どこ見ても秀逸ですが、まろのおススメは、タイムカウント 05:20 からです。
チビッコ剣士たちが実にカッコイイ!
特にセンターのお嬢ちゃんの眼力がヤバイ。ゾーン入っちゃってます。おっちゃんに刺さりましたw
↓チビッコ剣士たち
↓お稽古頑張ったんだね
剱伎とは、マーシャルアーツとしての「剱」(剣術)とパフォーミングアーツとしての「伎」(伎芸)を融合し、日本の形式美と無形の精神性を究める「道」のことである。(公式webより)
そして剱伎衆とは、これを世に広めるべく活動しているサムライアーティスト集団です。
↓足斬りをかわし空中上段斬りに飛ぶ島口さん(剱伎衆・主宰)
↓全力で受ける松村さん(剱伎衆・師範代)
海外で絶大な人気を博していて、いつかこの目で生で見てみたいと思っていたところ、偶然、ここ会津(磐梯町・慧日寺)で出会えました。
日本での公演回数は少なく大変希少な機会です。
会津は、剱伎衆かむゐの本部道場がある場所で、会津魂というべくこの地方特有の精神性が大変よくマッチングします。
公演日前に会場の慧日寺をロケハン。本堂前の野外で開催のため構図が重要です。
結果、当日はベストポジションゲット。並み居るメディア、報道各社を抑え、おらが正面どセンターを確保しちゃいました。おら人相が悪いので誰も文句いわない。左右にはプロのカメラが並びますw
公演時間は1時間30分。4K撮影で32GBとなりました。
上の動画は、ダイジェストとして16分の短編にまとめています。
その他の時間は、剣術を交えたストーリーが展開され、MC無用の感動風ドラマが進行してゆきます。観客には涙が見えていました。
生演奏の三味線、笛、太鼓の和楽器に加え、キーボードと歌も一流のアーティストが参加。さすがにプロ!、見事に調和していました。
それぞれのソロ演奏パートもあり音楽としても楽しめ、最高の舞台でした。
この短編版で反応良かったら、フルバージョン全編版も作ってみようと思います。
公演後、キャストの皆さんと触れ合う機会があり、主宰でメインキャストの島口さん(ご出身がおらんちの近所だったw)や、チビッコキッズ衆、みんな和気あいあい楽しい時間でした。
しかしあれだ、キッズ衆にはびっくりした。舞台では威風堂々、とても大きく見えたのですが、オフステージでは、え?、幼稚園生がいるぞ?マジチビじゃん!w
こんな子供たちがサムライの形式美、道の美学を見事に表現していることに深く感動しました。
会津は、幕末、教育施設「会津藩校日新館」が作られ、儒学をベースに道徳から科学、武術、兵法に至るまで、文武両道の総合教育が行われ、その質は当時全国300を超える修練所中、日本一と言われました。
会津藩に生を受けた子供たちは、皆この日新館に通うことになっており、その体系的な学習内容は後の日本の教育制度の基本作りに大きく影響したと云われています。
忠義を尊び、人を大切にする、ならぬものはならぬ!、歴史の様々な場面で活躍した会津藩士の厳格で独特な気質は幼年の頃からの教育の賜物だったのです。
仁義礼徳、武士道にも通じるその精神。
剱伎道は、パフォーマンスでありながらも、日本人の魂とその急所をうまく刺激します。
会津の文化と相まって大変良いものを見させて頂きました。
主宰の島口さんが言ってました。
コンセプトは「刀は人を切るモノではない。人をつなぐものだ」と。
世界が絶賛しているのは、単なる外形美ではなく、サムライアクションの裏にある精神世界、それに気づくからなのかもしれません。
次回国内開催はいつ?と聞くと、まだ未定とのこと。
11月はイタリア公演だそうです。
これからも応援して行こうと思います。
編集結構疲れたので、慰労コメントちょーだいねー(^^)
(^^)/