リーマンの鯉釣り日記

変わっていく鯉釣りを新鮮な眼差しで,変わらない鯉釣りも楽しみながら,自分の鯉釣りも磨きをかけていきたいと思います.

4月の水月湖総括

2023年04月30日 | 水月湖
 気が付けば,GWに突入して,この一番いい季節に鯉釣りアングラーもここぞとばかりに気合が入っての釣行かと思います.季節だけでなく,釣果も1年で最も期待できるので,鯉釣りアングラーにとっては待ちに待ったGWとも言えます.
 私は,自由に休みも取れる身分なので,逆に人が多いのを避けて,GW後にじっくり攻めてみようかとも考えたりしておりますが.
 例年に比べて2月以降,温暖化の影響か,例年以上の気温が続いて来て,春の鯉釣りシーズンも今年は早そうだと考えて,3月に余呉湖に行ったりしておりましたが,4月に入って,水月湖にターゲットを絞っての釣行を行ってきました.
 水温も,余呉湖や琵琶湖の北湖に比べて,明らかに水月湖の方が高く,その要因としては,汽水域であるが故の海水温の影響と考えられます.さらには山からの流れ込みの水温も高く,したがって,鯉の食いに関しても,余呉湖や琵琶湖の北湖に比べ,明らかに「早さ」を実感せざるを得ません.
 GWを前に,直近の水月湖に関しては,食いが落ちてきたという感覚です.私も今回は,ついに,1回の当りしかもらえず,しかもかかりに巻かれて,ラインブレイクとなりました.私の投げているポイントは,かかりが多く,3回に2回はかかりに擦られてしまうのですが,喰わせることを優先するので,敢えてチャレンジしてきました.ここでは,水中に沈んだ木に道糸が擦れるのですが,魚がかかった時に,魚が道糸に対して90度から180度近くの角度で走り出し,水中の木に次々にその角度で擦られていくと,道糸はささくれ立って,複数の木に道糸が擦れて,ほとんど取り込みが不可能になり,18号の道糸でもどうしようもなく,ラインブレイクをせざるを得ない状況になります.岸から湖面を見ていると,とても水中がそんな状況になっていると想像すらできない穏やかなポイントでも,実際に投げてみて初めて分かるのが,水月湖の難しさといえるのではないでしょうか.
 今シーズンに関しては,4月の中旬頃が,最も食いが立っていたようで,4月末の現時点では,食いが落ちて小休止という状況のようです.2週間後にはまた食いが戻ってくるのが,この時期の鯉釣りのパターンでもあるので,これからしばらくは我慢の釣りかと考えています.もっとも,超大型(115㎝以上)をターゲットにするのがこの水月湖の鯉釣りなので,目先の食いの良しあしに関係なく,ターゲットを絞っているのなら,ボーズも覚悟での釣行になると思います.なので,私自身も,その意味で,ターゲットを絞っているので,ボーズも次につなげての経験値として積み上げればと考えています.
 昨年,一昨年とこの時期,水月湖に通ってきましたが,ポイントによって仕掛けも変える必要を感じました.特に今年のポイントはかかりが多く,従来の道糸4号から18号に変えてのパワーゲームに変えての釣行になっています.かかりさえなければ道糸4号で対応できるのですが,仕方ありません.さらには,この2年間の経験値から,針の大きさ太さ,ハリスの強さ,レッドコアラインの強さ,錘の形状,待ちにおけるリールのドラッグの緩め方,さらに,こませの打ち方からボイリーの選択等,ほとんどすべてのタックルの見直しが要求されてきて,今に至っています.その意味でも,面白いフィールドといえるのではないでしょうか.その意味でも,拘ってチャレンジしたくなるフィールドとも言えそうです.



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