リーマンの鯉釣り日記

変わっていく鯉釣りを新鮮な眼差しで,変わらない鯉釣りも楽しみながら,自分の鯉釣りも磨きをかけていきたいと思います.

春の天候変化に対応

2019年03月17日 | 櫛田川
三寒四温とか、春に3日の晴れ間なし等と言われるも,3月になり,日ごとに春の気配を感じられ、鯉釣りに関しても,巣離れの季節の釣りになり,私の住んでいる三重の松阪では、産卵の為に本流から支流に鯉が昼間にかけて遡上し始めて、夕方にはまた本流へ下っていくと動きが確認できます。

とは言え,日によって気温差もあったりして,その動きも一定ではなく,昨日は遡上して来たのに,今日は全く遡上しないという状況も見受けられます。例年は、その遡上してくる鯉をターゲットに櫛田川の本流からの遡上する鯉を支流の佐奈川で待って狙うというのが私のこの季節の狙い方でした。この時期のこれ迄のブログにその記録が書いてありますので,ご覧下さい。

しかし、今年は,2月から本流を攻めて,冬の鯉の動きに合わせた攻め方を実践して来て,3月は,巣離れを想定して,深場から餌のために移動する鯉を狙う作戦を実践しています。今回もその続きであります。

さて、今週末は、金曜が職場の数学科の送別会で,3人が退職する中に,私も含まれているので,例年と違って,これ迄の仕事を含めて職場への思い出等、後輩とゆっくり春の夜長を1次会2次会と気持ちよく話しをしながらのひと時を過ごし、久しぶりに土日の釣行を当初は計画していました。しかし、教え子と食事の計画ができて,土曜日の夜はまた食事会となりました。

この7年間、進路指導の責任者として仕事をして来ましたので,クラスの担任とは違って,毎年の卒業生に関わって来て、その中では,最後迄受験で数学の補習授業をして来たりで,担任より,濃い関係が出来上がっていたりします。今回は,今は地元の三重大学の医学部医学科に学ぶ3人の教え子と焼き肉を食べながらのそれぞれの報告会となりました。私自身がこの3月で退職するので,この時期に久しぶりに会うことになりました。会場の焼き肉店は,実は教え子の親が経営する店で,その親も私の教え子で,不思議な縁のつながりを覚えます。

教師の一番の冥利は、卒業生が訪ねて来てくれることで,その訪ねて来てくれる生徒の多さがその教師の評価ではないかと思われます。教え子からは,今、こんなことをしているとか,あの頃の先生の数学の授業は良かったとか,普段は聞けない話しを聞けて、それだけで,良かったと思えるこの学校での7年間でした。その店を後にする際,教え子の親父さんと当時の高校時代の思い出を話しながら,こんな、親子2代に渡って教えることでの貴重な思い出は大切にしていきたいとつくづく思ったのでありました。

さて、今回は、土日の予定が,土曜の朝から午後迄と、日曜の朝から午後迄という釣りになりました。場所は,地元の櫛田川で,今年からの新規ポイントです。



写真の手前側が左岸で深場になっていて、岸は石畳で護岸されている水深4mくらいの底は砂泥になっています。

土曜は,朝7時頃に入釣して、7時半には,餌を打します。今回も,前日の数学科の送別会に行く前に少しこのポイントにフィーディングして今回のチャレンジです。餌投入後、いつもの様にコンビニで買った食事をいつものように電子レンジで温め,朝刊を読みながら当たりを待つというスタイルです。車は通らず,30分毎に鉄橋を通過していく列車の音をリズムよく聞きながらの釣りで,鯉釣りの環境としては申し分ありません。

朝食を食べ終わって、一息ついた8時過ぎでしょうか,車内に置いてあるデルキム


が突然、慌てさせるアラームを発します。どうもこの時間帯が鯉が動き出し餌をする時間帯かとこれ迄の当たりの時間から想像されます。車から急いで釣り座へ行くと川下へ向かって鯉は竿先を曲げ,リールから糸を出しながら走っています。ドラッグを締めて軽く合わせをして竿を立てます。その瞬間に鯉の手応えでおおよその鯉の大きさは感じられますが,川の鯉らしく引きは強く、すぐにクイックドラッグを調整しながら竿の弾力に合わせて糸の出方を確認します。10分くらいのやり取りの後、鯉をおとなしくネットインします。84cmです。


総じて、櫛田川のこのポイントの鯉は傷がなく,放流はなされていないので,長年かけて自然繁殖して来ているため、このポイント周辺の鯉は私のこれ迄の経験からも3種類程の色や形に分類できるのが特徴ですが,中でも少し黄色がかった鯉が大型になる可能性が高く,その鯉を狙っているのです。


その後も期待したものの、当たりはなく,夜の食事会の為に午後には撤収します。

日曜の朝は、6時過ぎには釣り場について、土曜と同じように温かい朝食と朝刊を読みながら当たりを待ちます。朝刊も読み終え、最近読んでいる本を取り出し,バロックを聴きながら気持ちよく読書タイムに突入です。


著者は私と同い年で、大学名を見て、私の受験して合格した大学学部だったので,もし行っていたら、同じキャンパウスを歩いていたのかと。この時期,大学の合格情報が新聞や週刊誌を賑わすので,ついそんなことを考えてしまいます。

今回も前日に引き続いて、喰わせ餌もフィーディングもサツマイモ系のボイリーです。


食事が済んで朝刊も殆ど読み終えた8時20分でした。


デルキムがまた当たりを知らせます。昨日と殆ど同じパターンです。釣り座へ行くと、川下に走るので、穂先は曲がってその方向を知らせてくれています。リールからは糸が一定のスピードで出ています。これは良い型かもしれません。クイックドラッグを締め、合わせを行い、穂先からの竿の曲がりで引きの強さを感じながら、クイックドラッグを調整。昨日の鯉と同じような感触で走る方向等も同じなので,慌てることもなく,じっくり弱らせながらの寄せになります。80m程糸は出ていましたが,40m程寄せて来てから、昨日の鯉のようには水面に上がって来ません。昨日よりは、やり取りも時間がかかります,特に,手前に寄って来てから何度も反転しながら20分近くやり取りして,おとなしくなって来てネットイン。



やはり綺麗な鯉です。今回は重さも計ってみようと検量です。


97cmの良型です。


重さは丁度15kgでした。

今度こそとその後のヒットを狙ったのですが,昼過ぎから天候がめまぐるしく変化して,氷まで降ってくる有様で,16時頃に納竿することになりましたが,午後から夜、朝にかけての時間帯にはもっと喰って来そうなので、次回は夜釣りをして再度アタックしようと考えています。







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