12月の下旬になり、今年も残すところ10日を切りました。年末になると、いつも仕事も一段落して、少し時間があるので、地元の河川で竿を出すことが多く、しかもこの時期は寒いのにもかかわらず、鯉の活性はあり、型のいい鯉が例年食ってくるので過去のブログでもその様子を書いてきました。
しかし、河川そのものは、台風等の自然環境の中で変化しながら、川岸の変化によって入釣できなかったり、川底の変化など変化でポイントそのものも変化したりします。 一方、河川での鯉釣りに関しては、特にこの時期になると、亀の影響がなくなってくるので、ボイリーでもじっくり待つことができるため、確実な釣果につながります。
貴重な時間を考えれば、金曜の夜から入りたかったのですが、どういう加減か、仕事疲れで、金曜の夜は釣りに行く気力がなくなっていました。ちょうど、アメリカのマックのショップから中古のビデオカードが届いたので、早速今までのビデオカードを外して、届いたビデオカードを取り付けました。元々付いていたビデオカードが故障して、その修理として、機能の低いビデオカードに交換され、しかも高額の修理代を取られたといういわくつきのビデオカードは交換したくて、ずーっと考えたいたのですが、ちょうど純正の元々付いていたビデオカードの中古が見つかったので、そのショップから購入しました。ここは、信頼の置けるショップで、メモリー等含めその他のアップグレード製品も購入した経緯もあり、信頼が置けます。信頼も値段に含まれる価値だと思いますが、鯉釣りでも同じことがいえるでしょうね。信頼性のあるものなら10年は使えるという点でロッド、リールを初めとするタックルも信頼性の観点から考えるのも大事だと思います。10年使っている道具を指折り数えてみると、私の場合、ロッド、リール、ロッドポッド、玉の柄、バイトアラーム、長靴、レインスーツ、クーラーボックス、ガソリンバーナー、コッフェル等、結構あることに気がつきます。
土曜の朝、目が覚め、普通に食事をして、遠征する気分にもなれず、しかし、仕事は月曜の午後からなので、月曜の朝まで竿は出せるのですが、結局地元の河川に行くことにしました。久しぶりに入る河川なので、草の様子も分からずに、草が長ければ草刈りもと考え、電動のマキ刈り機を持参しての釣行です。実際に目星をつけたポイントに行くと、マキ刈り機では対処できないくらいの柳の木が生えていて、そのポイントは諦め、次回の釣行でチャレンジすることに。今回は足場のいいポイントを選択しました。しかし、台風による増水等で川の底の様子は、水深も含め昨年とも変わっていて、浅くなっている感じです。投げるポイントも再検討しながらの釣行になりました。
第1投は午前9時半くらいで、じっくり待つ事で、じっくり鯉の様子を探ろうと、先日購入したビデオ「釣りバカ日誌」の続きを見ながらアタリを待ちます。予想では夕方の日暮れの時間帯にアタリがあると踏んでいましたが、その時間帯になっても全くアタリはなく、こうなったらアタリがあるまで身動きしない状態で待ってみようかと腹をくくります。
とはいうのも、夜になったらアタリがあるのではという期待感があったからなのです。ところが、予想に反して、夜になっても全くアタリがなく、気がついたら、いつの間にやら眠ってしまいました。実際の所、することもなく、8時過ぎにはシュラフに包まって、おまけに、疲れが抜ききっていなくて、そのまま夢の中へ。早く眠ってしまったので、目が覚めた時は、まだ深夜の2時、用を足して、熱いコーヒーを入れて早朝のアタリを待つことに。
時合いの5時頃になると、また睡魔が襲ってきて、またまたシュラフに潜ってしまいました。気がつくと外は明るくなって朝8時です。その時点でもアタリはなく、ここで、餌交換をして、仕切り直しの第2投目に入ります。
その後朝食をとりながら、テレビを見ている時、9時半に待望のアタリがあり、優しく寄せて、鯉の動きを感じながらの久しぶりの川の鯉らしい1本。
これを機会に連続ヒットをと通常は考えるのですが、鈍よりとした、今にも雨が降り出しそうな空を見ているとどうも気持ちが乗らなく、おまけに雨粒も車のフロントガラスを濡らし始めたのを機会に納竿することに。時間があると、却って贅沢な釣りになってしまいます。
さて、年末年始の、行く鯉来る鯉は、お誘いを受けたのですが、今年は神社の組当番で組長でもあり、我慢の年末年始です。しかし最後にもう1度年末までに行けそうなので、チャレンジします。納竿のすぐ後には初釣りが待っていますが(笑)。