GWが始まり,私は,土曜日は仕事だったので,午後から櫛田川に入りました。
琵琶湖とか遠征も考えましたが,釣り人が少ない地元ならではの、のんびりできる点を考え,また、担ぎ込みも意識した鯉釣りの原点をもう一度味わうことで、忙しくてあまりゆっくり竿が出せなかった昨年度の反省をしてみたいと、大型は期待できないけど、鯉釣りの原点回帰を自分なりに考えました。
車で当たりを待つだけではなく,足と眼を使ってポイントや魚の動きを観察することを心掛けるつもりです。昨日仕事が終わってから,櫛田川の今回入るポイントの魚の動きを観察する為にそのポイントへ行き,魚の動きを観察しました。
田植えの濁り水の影響が出ていて,さらに少し前に降った雨の影響で鯉のハネも見られず、動きもなかなか確認できない状況です。雨の影響で酸素も十分あるので、ハネやモジリは少ないが、活性はあるのではという予想です。ただし、それにしても動きが感じられないのが不安要素です。
29日早朝5時に釣り場へ。朝まずめなのに魚の動きはなく,厳しい状況が予想されます。前日、1kgほどボイリーをフィーディングしてあるので、今日の1投目はPVAに喰わせと10粒程のボイリーです。15mmのポップアップです。
底は泥砂状態です。亀がいるので,その対策も必要ですが、まずはボイリーで狙います。
写真のように、岸際に流木が沈んでいて取り込みでの注意が必要です。草が生い茂り,足下は泥で,水があるので、長靴でも歩きにくい状況です。釣り座には,日よけのパラソルを含め、ビデオカメラや,ネットや椅子等も運んで当たりを待つスタイルです。車から100m程の担ぎ込みになりますが、時間は十分あるし,釣り人もいなく、一人で自然を満喫しながらの釣りです。車も人もいない中での釣り環境は今は少なくなって来ているので,このポイントはその点では恵まれています。
二時間程してから、亀の影響を確かめるべく、竿を上げると、綺麗にボイリーが亡くなっています。二時間持たないのかと亀の影響が大きいことを実感します。竿は二本でです。
今回の竿はUKDAIWAのBASIA AGS 3lb 12ft ,リールはいつものUKDAIWAのtournament ISO 5000QDです。道糸はいつもの4号のフロロrカーボンです。
魚の動きが全く観察されず、苦戦をしいいられていた、午後の4時半に当たりが有り,慎重にやりとりしながら、岸際の流木に撒かれないように、時間をかけてゆっくり寄せてネットイン。82cmの貴重な一本に少し安心しました。
夜釣りは行わず,明日の早朝からまたこのポイントに入ります。一気に鯉が喰って来るか,はたまた厳しい状況が明日も続くか、厳しいことが予想されますが,大型を期待したいものです。慌てず丁寧に狙ってみたいと考えています。