「怒り」の必要性
キーワード
怒り、必要性、客観性、持続可能な研究
私はゼミで先生に「問題意識は何か」と聞かれたことがある。悩んだ末に企画書を持って行くと「君の研究は趣味でしかない」と突き返された。一生懸命考えて書いた企画書をあっさりと突き返されて怒りを覚えた。私には「趣味」と「研究」の違いがわからなかった。私なりの見解だが、研究には怒りが必要だと思う。趣味は気の向くまま「自分の中にある必要性=楽しさ」に従って書けば良い。しかし、万人に共感してもらうためには怒りが必要である。怒りは人間の本能的な感覚であるからだ。当然、怒りに任せてかけば、主観的になり、論文を書くことができない。怒りに必要性を加えて、客観性を生み出すのである。怒りと必要性は研究を持続するために必要な要素である。
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