ラジオからこんな曲が流れてきた
詩がとても気になってメモ
書きながら涙してしまって
こんな状況になる前に親は逝ってしまって
「孝行したいとき親はなし」を実感している
ポルトガルの方の詩を訳したものらしいけど
親の思いは同じなのね
介護は経験した者でないと判らないし、
いろいろ大変なことを聞いている
子ども達には口に出してこう云いたくはないけれど
心情を理解してくれたら嬉しいね
手紙 親愛なる子供達へ 作詞者不詳
年老いた私がある日今までの私と違っていたとしても
どうかそのままの私のことを理解してほしい
私が服の上に食べ物をこぼしても、靴ひもを結び忘れても、
あなたに色んなことを教えたように見守ってほしい
あなたと話すとき、同じ話を何度も繰り返しても
その結末をどうかさえぎらずにうなずいて欲しい
あなたにせがまれて繰り返し読んだ絵本の温かな結末はいつも同じでも
私の心を平和にしてくれた
悲しいことではないんだ、
消え去ってゆくように見える私の心へと励ましのまなざしを向けてほしい
楽しいひとときに私が思わず下着を濡らしてしまったり、
お風呂に入るのをいやがるときには思い出して欲しい
嫌がるあなたとお風呂に入った懐かしい日のことを
悲しいことではないんだ
旅立ちの前の準備をしている私に祝福の祈りを捧げてほしい
いずれ歯も弱り飲み込むことさえできなくなるかもしれない
足も衰えて立ち上がることすらできなくなったら
あなたがか弱い足で立ち上がろうと私に助けを求めたように
よろめく私にどうか私にあなたの手を握らせてほしい
私の姿をみて悲しんだり自分が無力と思わないでほしい
あなたを抱きしめる力がないのを知るのは辛いことだけど
私を理解して支えてくれる心だけを持っていてほしい
きっとそれだけで私には勇気がわいてくるのです
あなたの人生の始まりに私がしっかり付き添ったように
私の人生の終わりに少しだけ付き添ってほしい
あなたが生まれてくれたことで、私が受けた多くの喜びと
あなたに対する変わらぬ愛をもって笑顔で答えたい
私の子ども達へ
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