MARVIE’S

思い出の音楽と趣味の生活

クラシックギターの修理

2014年01月12日 | メンテナンス

使い初めてもう40年以上になるギターですが、以前より弦の張りの高さが気になっていました。

ものさしで測ってみると12フレット6番線の高さが5,5mmくらいあります。

多分、長い間に棹が反ってしまったんだろう・・と思い夜になってから高さ調整をすることにしました。

簡単にできるにはサドルを削るしかありません。コツコツと180番と320番のやすりで削りとりました。

私のギターサドルは牛骨らしく手は真っ白になるしあたりが白くちらかってしまいました。

こたつの上で作業すること自体間違っています(笑)。

今日になってサドルの形状が気になり又やすりがけを始めて最終的にぎりぎりまで削っていました。

最後に取り付けてネックの方を見たらかなり大きな割れが出来ています。

以前よりヒビはあったのですが、今はすっかり割れて少し反っています。

なんとかうまく修理しようと今日はギター修理の日となりました。

 

この部分に割れが入っています。そのため反りの原因ともなっていました。     下穴を空け90ミリのコーススレッドで締め付けようと思います                                          

  

 

その前に最終的に修理を隠すため、まず、ここを薄いのこぎりで切断します。仕上げをきれいにするためここがポイント!

 

最初は4,5ミリで開けたのですが、ビスがきつくて4,8ミリに開け直しました。

ビスとめする前に接着剤をこの穴に流しこみます。

 

 

ビス止めしたあと、最後に切り落としたコマを貼り付け終了です

割れがまだ少し目立ちますが、あと 10年くらいはもつでしょう!                            完成!

 

 

最終的に弦の高さは4ミり弱になりました

 

 

 



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2 コメント

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Unknown (Natsuki)
2014-01-13 15:26:40
今回はご自身の大事なギターの修理ということですが、これまたご自分で修理されるなんてすごいですこれでまた安心して弾けますねやっぱり練習もコタツの中ででしょうか(笑)楽しんでくださーい
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Unknown (Marvie)
2014-01-13 16:21:09
Natsukiさんへ

さすがに練習はコタツの中というわけにはいきません。
ですから寒いと練習もおろそかになります。

ところで今日はマイナス5度の外を歩いてきました。
肌をさすような風にはまいりましたがいつまでも休むわけにはいきません。

今回の修理は以外とうまくいきました。
いつもこうなるとはかぎりません。時には失敗もあります。
このギターはかなりの寿命ですが、新しいペグ(糸まき)を注文したので少しりっぱになると思います。
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