MARVIE’S

思い出の音楽と趣味の生活

映画「愛と死を見つめて」を見た

2020年11月28日 | 健康

先日、BSで映画「愛と死をみつめて」を初めてみた。
まだ私が若かったころ、テレビで少し見たような気がするが、そのころはあまり関心もなく本もベストセラーになって話題が大きかったのは記憶している。
映画では吉永小百合と浜田光夫が共演していたが、吉永小百合は良かったが、浜田光夫はちょっと合わない感じがした。テレビでは山本学と大空真弓が共演したらしい。
最初、この映画を何となく見たのだが、大島みち子さんの軟骨肉腫という病気はなんとも恐ろしい病気であることがわかり、恐怖すら感じあらためてこの物語に興味を持った。
映画では内幕がはっきりわからないので図書館から「愛と死をみつめて」を借りて読んでみた。
軟骨肉腫はある程度の患者はいるが、それは足とか下半身、腕とかの長い骨が主で顔というのはほとんどないらしい。
基本的に手術しか治療の見込みがなく、みち子さんも最初は放射線治療が主だったらしいが、最終的に左顔面の骨を削りとることになる。当然、目玉も取り除くので片目は失明するし口の半分は使えなくなる。
それでも症状は進行していき、脳にまで達してしまう。
その間の恐怖、不安は想像を絶する。痛みも激しくなり最後は麻酔を使うしかないらしい。
とにかく、みち子さんがあまりにかわいそうすぎて言葉にならない。
二人の手紙のやり取りには感動するが、あまりの残酷さに自分の心にグサリと刺さり、今はなんか重い気持ちでいる。
楽しいはずの青春を病院で過ごし、21歳の若さで逝ってしまった。
あまりに読むのがつらい本だった。

「愛と死を見つめて」の本では、あくまでも、文通なので本心をすべてあらわしているわけではないと思ったので、本心を知るには彼女の日記をみたいと思い、「若きいのちの日記」をてにいれた。やはり、この本を読んでみて彼女の苦悩をさらに理解することができた。

この本の中に感動的な詩がありこれを素晴らしい曲にした方がおります。ぜひ聞いてみてください。

 

当時担当した医師の手記も紹介しておきます
http://blog.livedoor.jp/poppoison/archives/51289345.html


今年の干し柿作り

2020年11月17日 | 暮らし

今年の秋は柿をたくさんもらう機会があり、久しぶりで干し柿作りを行った(実際の行動には自分はまったく関知していないが)

以前はわざわざ購入してまで作ったものだが、最近はずっと干し柿作りはしてこなかった。

我が家には軒下というものがないので第一に吊るす場所がないのである。

今回も洗濯干し場のパイプを利用するしかなかった。

最近は毎日良い天気が続くので洗濯日和なのだが、そんなときでも除湿器を使って部屋で乾かすしかない。

今年は気候の変動が激しく良い天気も続くので以外とうまくできるかもしれない。


ジャック・ルーシェ・トリオ

2020年11月04日 | 音楽

このレコードは1976年購入したレコードで、その頃はとても気に入っていたが、いつのまにか本場アメリカ産ジャズに押されてあまり聞かなくなった。

ところが、最近になって又ジャック・ルーシェを聴くようになった。

一時、シャンソン等を熱心に聞いていたが、やはり又ジャズに戻ってしまった。

ジャック・ルーシェは1934年10月生まれだから結構な歳になっているはずだが、残念ながら昨年亡くなってしまったようだ。

でも、、晩年まで精力的に演奏活動をしたらしい。

元々はクラシックのピアニストを目指して15歳で名門のパリ音楽院のピアノ科へ入学している。

アルバイトでポピュラーな曲を弾いたりしてるうちにこっちに興味が移り、なんとあのシャルル・アズナブールの伴奏者に起用されプロ入りしたらしい。

とにかく、最近は毎日のようにジャック・ルーシェを聴いている。

Jacques Loussier Play Bach Trio Jazzwoche Burghausen 2007