MARVIE’S

思い出の音楽と趣味の生活

晩秋の岩手山

2012年10月29日 | アウト・ドア

しばらくぶりに盛岡の家内の実家に行ってきました。

せっかく来たのだから岩手山をできるだけ近くで見ようと思い登山口まで足をはこびました。

近くで見る岩手山は雄大で圧倒されます。

今年は登ることができませんでしたが、来年はぜひ何十年かぶりに登る予定です。

駐車場には50台くらいの登山者の車が停まっていました。


近づく冬の季節

2012年10月25日 | アウト・ドア

今朝の最低気温は3,6度と寒い朝を迎えました。

あんなに暑かった日々が夢のようです。

こんなに寒くなってくると、まだ暑い方がいいのかな・・などと思ったりします。

今年の秋はほんのわずか、夏の次はすぐに冬、そんな感じです。

来月には初雪が降り、そして又タイヤ交換と毎年同じことの繰り返し。

できれば今年の雪は少なくあってほしい、腰痛もちの私にとって除雪はウンザリです。

でも、冬が厳しければ厳しいほど、すばらしい春を迎えることができる。

それを楽しみにこれからの冬を迎えます。


思い出のチェンバロ

2012年10月15日 | 音楽

はるか昔の話です。ある日、私は会社の同僚と楽器店に行きました。
今では何を買いに行ったのかよく覚えていません。
その楽器店の中にチェンバロが展示していました。私は特別関心が無かったので他の楽器(多分ギター)など眺めていました。

すると、同僚がチェンバロのまえに座り、いきなりバロック音楽(バッハ)を弾き始めたのです。
私は唖然としながら聞きほれていました。
北欧の冬の空を連想させるような澄み切った美しい音色、無謀にもこのチェンバロをこのように弾いてみたいと思ったのです。

そしてアパートに帰ってからもその思いは変わらず、何日かして、展示していた同じチェンバロを注文していました。
このチェンバロは本格的なチェンバロと違って比較的小型の物でしたがアパートに入れると結構場所をとり部屋がますますせまくなりました。

ピアノと練習方法は同じだったので早速バイエルの教則本を購入して練習を開始しました。
しかし、所詮独学、そのうち行き詰まり練習もおろそかになってきました。
うん悪く仕事も忙しくなってきて、チェンバロの前に座ることもだんだん無くなってきました。

私は高校時代からクラシックギターを練習してきたせいもあり、やはり、ギター一本にしぼっていくべきだ、と思うようになりました。
二頭を追うもの、一頭も追えずです。今考えるとなぜあんなおろかな事をしてしまったんだろう・・・と、つくづく思います

ただ、それほど初めて聞いたチェンバロの音がすばらしかったのです。
今でもスカルラッテイ、バッハのチェンバロの曲は大好きです。                                                             今は誰にも弾かれる事もなくひっそりと大きな飾りになっています。


 


高原の花物語

2012年10月12日 | 読書

久しぶりにコロボックルヒュッテのサイトを見たら、手塚宗求さんが先月9月12日に亡くなっていました。                                

手塚さんの本を知ったのは図書館で「高原の花物語」というエッセイを手にしたことに始まります。

この本はいつでも手元において読めるようにと早速購入し、その後、邂逅の山、高原の野鳥物語、      、

高原の随想、高原の音楽譜、霧ヶ峰通信、などなど・・・新刊がでる度に買い求めました。      

発行部数が少ないためか、少し金額が高いのが難点でした。(笑)                                         

霧ヶ峰高原で山小屋を経営しながら、日々の生活を思い出などをエッセイにした本です。

特にこの「高原の花物語」は花にまつわる思い出などを綺麗な花のカラー写真を添えて物語風に描いたものです。

手塚さんのを本を読みながら、私も山の生活、自然との関わり、なんとなく山の生活に憧れを抱くようになりますが、

同時に山の自然の厳しさなども強く感じ、到底私には山小屋の生活など無理だと思いました。

私が退職したら、ぜひ霧ヶ峰に行って手塚さんにお会いするのが夢でしたので、こんなに早く逝ってしまって残念です。

1931年生まれのようですから、今年81歳ですか・・・山で鍛えた手塚さんならもっと長生きしてくれると思ったのですが・・

ご冥福をお祈り申しあげます。

        コロボックルヒュッテのオフシャルブログ                 http://koro1956.exblog.jp/i0