冬の仕事を終えてから毎日のように励んできたスピーカー作りであるが、今日になってやっと完成し音出しすることが出来た。
参考にする設計図が少ないこともあり、設計には苦労した。
一番悩んだのは、foの設定、いろいろ悩んだ末ダクトの長さは自在に調整できるタイプにした。
基本は内径50mmで長さが18cm、これだとfoが52Hzになる。
今まではフルレンジ一発が多かったが、今回初めて2ウェイにしてみた。
内蔵の12cmがあるので3ウェイみたいなものだが・・・・
因みにネットワークはツィーター(HiVi T20-8)にコンデンサー1.0μF1個だけ、箱の容積は約9.9ℓで初めてMDF材を使用した。
メインは先日購入したSA/80AMG、内蔵のSPは昔購入したフォステクスのFE127、
とにかく、不安だらけの音だしだったが、初めて聞いた瞬間はビックリした。
柔らかで重厚な低音が衝撃的!これが8cmの音、となりのJBL4343も真っ青。
ただ、ツィーターの効果はあまりみられず、バランス的に自然といえば自然かな・・・
やはり、タンデム・スピーカーに目をつけたのには間違いはなかった。
以前作った10cmバックロードにも勝るとも劣らない。
とにかく、そのくらい衝撃的だった。
というわけで、今まで作ったスピーカーの中では一番の出来であった。
ただ、最終の塗装の段階においてはあまり暑すぎたのか仕上げがいまいちで表面が少しザラザラしてた。
相変わらず、塗装はむずかしい。
再度、塗装はやり直すことになりそうだ。
外見からは普通のバスレフにしか見えないが、中にはもうひとつのフルレンジが入っている。
ダクトが普通より長いので音への影響を考え内側にフェルトを貼ってみた。
因みにいつも使っていたグラスウールを止めて家にあった化繊綿を始めて使ってみたが、これだとチクチクしないしなんとなくいい感じ。
逸る気持ちを抑えて写真を撮ったが、手が汚れていてそのまま写ってしまった。。
正面から見た感じ、二重ダクトが見えます。長さを調整できます。
淋しくなったアンプ群、オークションで処分しました。
今回作った図面です
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