「フル百走」めざして世界を走り抜け!

参加した国内外マラソン大会を紹介します。大会の雰囲気、記録、旅の様子、風景、食べ物等を多くの画像とともに紹介致します。

紅葉名所の「蔦七沼」を歩く

2009年10月21日 | マラソン

わたしのJogNote

平日の今日、南八甲田連峰の赤倉岳山麓にある蔦温泉を訪れた。八戸からバスで
約2時間。到着すると冷たい風が強く吹いていたが画像のとおり好天に恵まれた。
蔦七沼(つたななぬま)であるが、2番目に大きな「赤沼」は片道1時間40分も
離れているため行っていない。したがって、本当は「蔦六沼歩く」である。

蔦温泉旅館の右にあるビジターセンターから「沼めぐりの小路」を歩く。昨日、
八戸でも雨が降っていたが、ここでも小路が至るところでぬかるんでいた。
平日のため、観光客もわずかで静かに紅葉を楽しむことができた。

沼めぐりを終えた後は、旅館の前にある茶店で、八戸から持ってきた弁当と茶店
で注文した「とろろそば(650円)」でお昼を戴いた。この時は、風もなく日
なたで暖かくランチタイムを楽しめた。食後は旅館で温泉を利用したがバスの時
間があるので長く浸かることは出来なかったのが少々の心残りである。

道の駅「奥入瀬ロマンパーク」経由で八戸に戻ったのが午後3時頃。八戸の方が
随分と肌寒かった。また、空も曇っていた。

蔦沼 周囲1km。赤倉岳(標高1298m)が紅葉の上に見える。青、白、赤
のコントラストが絶妙だ!


鏡沼 人造沼だそうだ。


月沼 「月沼」の水は人造沼「鏡沼」から伏流水となって「蔦沼」に湧き出る。


長沼 雪解け水の多い春は名前のとおり「長い沼」だそうだ。春以外は丸いと案
内板にあるが今は秋、水面は見るからに長いが・・・


菅(すげ)沼 案内板が見あたらない。旅館のHPによれば此処も「人造沼」とか


瓢箪沼 昔は「ひょうたん形」をしていたそうだ


黄葉と落ち葉の遊歩道


いつまでも続くせせらぎ


繰り返し繰り返される紅葉


「沼めぐりの小路」の道標


石さん!いつの時代から此処に?
辺りを見渡すが、大きな石が落ちてくるような崖は無い。大昔の噴火で飛ばされ
てきたのだろうか?


ブナ?の朽ちた切り株 そして、こけの上に・・・


種が一つ 君の未来は如何に・・・


小さな木が2本。将来、大木になるのはどちらかな?


蔦温泉旅館






ヒバの芳香がいっぱいのお風呂。源泉の上に浴槽があり、ぶなを使用した湯船の底
板から手が加えられていない「生の湯」が湧き出る。立ち寄り入浴500円です。


明治大正期の随筆家「大町桂月」さんのお墓(石段の上)
大町さんは、「住まば日の本(ひのもと)、遊ばば十和田、歩きゃ奥入瀬の三
里半」の歌で奥入瀬渓流の美を世に知らしめた。言わば青森県観光産業の大恩人
と言えるでしょう。


お墓
私と大町さんとの出会いは、昔昔、北海道層雲峡ユースホステルで(無理矢理?)
知り合った千葉の看護婦さんと黒岳に登った時でした。そこで黒岳近くにある「桂
月岳」の名称が大町さんの名前に由来していることを知りました。



休憩で立ち寄った道の駅「奥入瀬ロマンパーク」では、大根、ニンニク、ピー
マン、生しいたけ、十和田バラ焼のタレを買いました。そして、午後3時のおや
つとして青森県むつ産ホタテ貝柱の串焼き(一串3個で300円)と年甲斐もな
くガトー・ショコラのアイスクリームを美味しく戴きました。

ナナカマドの赤い実(奥入瀬ロマンパークで) ここでも青、白、赤でした。