わたしのJogNote
奥入瀬渓流エコロードフェスタは、奥入瀬渓流の自然環境保全に資する活動や10
月第5週に行うマイカー交通規制の取り組みをとおして、①訪れる観光客や青森
県民に自然環境保全の理解浸透を図り、永続的な保全に努めること。②自然環境
を活かした当該地域の地域振興・観光振興を図ることを目的として実施された。
今年は10月31日(土)・11月1日(日)の2日間、各種イベントが開催される予定だっ
たが、11月1日(日)は、悪天候を理由に中止となった。県発表の中止の理由
については次のとおり。しかし、理由の全てが、自然とはそもそもそれが当たり
前ではないのかなと大きな疑問を持ちました。
※県発表の2日目の中止決定について
エコロードフェスタ2日目については、強風による倒木のおそれがあったため、
道路管理者及び交通管理者協議の結果、当日朝7時30分に中止を決定いたしま
した。
【中止理由】
・上北地方に強風注意報が発令され、午前中を中心に10m前後の強風が想定され
たこと。
・パトロールの結果、迂回路(奥入瀬バイパス)において倒木が確認されたこと。
また、迂回路(奥入瀬バイパス、七曲区間)、奥入瀬渓流区間において、落枝が確
認されたこと。
・焼山P1のテント3張が、突風により崩壊したこと。
強風、倒木、落枝、突風。これらがあって自然であり、人間生活はその中で営ま
れるのである。主催者は体育館やドーム内で得られる環境がエコロードフェスタ
の実施条件と考えているようである。ほんまに呆れた
我らがマラソンでは雨風砂塵雪灼熱地獄何でもありだけどマラソン歴30年で中止
は1回(雪でサンスポが中止)だけである。相当な理由がなければ中止にならない。
2日目の天気なら雨で大気が湿って絶好のコンディションである。これぐらいの
強風はいつぞやの那覇マラソンに比べればたいしたものではない。
さて、私は次のとおり奥入瀬渓流を2日間かけて歩きとおした。
10月31日(土):石ヶ戸~子の口の区間8.3kmを約4時間で散策。子の口からは遊
覧船に乗って休屋に移動。久し振りに乙女の像を拝見し、宿に帰って温泉に浸か
り地料理・地酒でほろ酔い気分で一泊。
11月1日(日):石ヶ戸~焼山の区間5.2kmを1時間30分で散策。焼山からはJR
東北バスで千人風呂と男女混浴で有名な酸ケ湯温泉に移動。酸っぱい温泉に浸
かり、温泉併設のお食事処「鬼面庵」で地料理と冷たいビールでほろ酔い気分で
した。
外はかなりの雨、後ろ髪を引かれる思いで晩秋の十和田を後にしました。
奥入瀬渓流ガイドマップは、青森県十和田市HPから引用させていただきました。
わかりやすいマップなので散策時は印刷・パウチして持ち歩いています。
石ヶ戸休憩所は奥入瀬渓流散策のスタート地点
石ヶ戸の瀬
阿修羅の流れ かなりの時間その場にいました。
千筋の滝 よく見れば本当に千筋ある!
ブナの紅葉 葉脈の黒い線が鮮やか
雲井の滝 奥入瀬渓流で一番滝らしい滝
白布の滝
白銀の流れ
玉簾の滝 時代劇でよく見る芸のようである。
白絹の滝
白糸の滝 出身中学校〈舞鶴市立白糸中学校〉
の名前と同じ。優雅、優麗な滝です。
不老の滝
双白髪の滝
滝近くの紅葉 綺麗だな
九段の滝
銚子大滝 この春、水量についてちょっとした騒ぎがありました
終点「子の口制水門」近くの紅葉
遊覧船 晩秋の頃でしたが湖上は爽やかな風が流れていました。
行き違う遊覧船 この船は休屋から子の口に向かう
湖畔荘です。
部屋食は地料理が浅く広く出されました。温泉浴場は綺麗すぎて情緒なし。
乙女の像 たくましい乙女達です。
十和田神社
翌朝の休屋(遊覧船乗り場)風が強く湖面がかなり波立っていました。
石ヶ戸休憩所近くの林 太古の原始が広がっていた
三乱の流れ
エコロードフェスタ中止を知らせる案内板
焼山のエコロードフェスタ・ゲート
電動自動車とセグウェイの試乗会がありました。
十和田湖・奥入瀬渓流の俯瞰模型(奥入瀬渓流館で)
奥入瀬の恩人・大町桂月の碑 「住まば日の本遊ばば十和田歩きゃ奥入瀬三里半」
酸ヶ湯温泉に行く途中にある蔦温泉旅館
参考:10日前に訪れた際の蔦温泉旅館 紅葉の違いに注目
雨中の酸ケ湯温泉
入口上に掲げられている看板 風格ある字
館内にある棟方志功の額1
館内にある棟方志功の額2