ぼくが小学6年生の時、安保闘争があった。八百屋のおじさんもデモに出かけた、と云われる 戦后最大の大衆運動。60年反安保デモ。
いつも見なれた学校の先生たちが、家の前を大きな声を出しながら通り過ぎて行ったのをよく覚えている。
今国会へデモ、秘密保護法案を許すまじ と 行動をおこしている皆さん、どうかお怪我などなされまぬよう。
何しろ、大きな音を出すデモをテロに例える程の頓馬な政治家がいることが分った位日本の状況はのっぴきならぬ模様である。
都から遠くはなれて里山の空の下で暮していると、国会は 紐育よりも倫敦よりも遠いように思えるときが有る。
写真・文 石郷岡まさを