gooブログはじめました!散歩写真の達人 石ちゃんのフォトエッセイ ーーー30年の私写真散歩 少しずつお見せしましょう。

「東京原色図鑑」散歩とスナップ写真1万点。
80年代の東京も。大好きな写真家に、濱谷浩、石元泰博、森山大道氏等。

カメ漫だらだら石ちゃん散歩  ブルース、という音楽があった。これは最高だ。

2014年06月01日 | 散歩 余暇 趣味 健康 デジカメ

 音楽のことを語らせたら、ぼくの100倍は詳しいし
いい耳を持っている友人がいた。仮にNとしておこうか。

高校の同級生なのだが、20歳のころに久しぶりに街で出会って、
喫茶店で話をし始めたら、面白い奴だとわかって、
芸術、音楽から映画、本、いろんなことでぼくは教わることが多かったよ。


 伊丹十三という、ちょっと斜にかまえた感のある男の話を聞いたのも
その父親が、映画監督の 伊丹万作という人で …と教えられたのも
Nからだった。映画を撮る前で、むしろ映画俳優として、とか本を何冊も書いていて、読みだしたなら ぼくははまったねえ。この作家に。

そして、ある時なんかの雑誌で、伊丹氏が ミリタリールックでばっちりファッションを決めていて、モスグリーンの トレンチコートがやたらカッコ良かったんだ。ぼくはすっかりいかれてしまったねえ。

それが1970年代と思う。

ミリタリールック、お若い方はお分かりになるだろうか?
戦場の戦闘服、というか 本来は戦争の匂いのするファッションなんだと思うが、当然 伊丹十三氏は 反戦のシンボルとして着ているんだね。

それがとってもカッコ良かった。

のちに たんぽぽ 等の面白い映画をいっぱい撮る前の 若き伊丹氏は 
大いに 癖のある実に魅力的な紳士だと見た。

今でも伊丹氏の本は文庫本で出ているのではなかろうか。

新潮文庫、文春文庫、など今も手に入るのかなあ?
もし本屋さんで見かけたら、お勧めですよ。絶対に面白いから。



ほかにも音楽のことをたくさん教わったが・・・・・

ブルースという音楽を知ったのも、Nからであった。

今日はここまで。どうも、タイトルまで行かなかったねえ、ごめん。


         イメージフォト・石郷岡まさを