皆さん、デジカメはどんどん進化しておりますよ。 各社、どれも、面白い。 いいモノはそれなりに高いですけれども。 ぼくが30年余も撮ってきた写真とは・・・ 一言で言えば、心象風景写真と呼べるでしょうか。 どんなものを指して言うのか、それは・・・・・・ その前に、 いま読み返している 棟方志功の自叙伝 「板極道」 という本に、面白い言葉が出て来ます。 「・・・・それこそ自然とは別な、絵としての自然が ここに表現されていたのだと思うようになりました。 牡丹そのものの花ではない、これは絵から生まれた 牡丹だと思いました。」 中公文庫 棟方志功「板極道」 この天才と比べて書くのも恥ずかしいことですが、以前から 写真を志した頃より、平気で写真をフィルターをかけて 撮ったりして参りましたが、もはや 真を写すという事では 写真ではないですよね。それでも美しいモノが出来上がれば それでいいんだと思っていました。フィルムの時代からそう やっていろいろ試行してきたんですね。 写真・文 石郷岡まさを